駅のホームで思い出話を始めた初対面の男。その心中にはある決意があり……。
サスペンスでありながら、やるせなさと切なさが余韻を残すマンガ「羊のみる夢。」。作者はpixivなどで創作漫画を公開しているさゆりさんです。


駅のホームで電車を待つ女子高生。心ここに有らずな様子で、どうやら電車を何本も見送っているようです。
そんな女子高生に若い男性が声をかけます。彼の恋人も空想がちなところがあり、彼女と似たものを感じたのだとか。
それを聞いた女子高生は「いつか会ってみたいですね」と喜びますが、男性は恋人が既に亡くなっていることを告げ、悲しい思い出を語り始めます。



男性の名前は聡介、死んでしまった恋人の名前はゆず。学生時代、ゆずは引きこもり気味でしたが、聡介はそんなこと気にせず彼女に接していました。ある日散歩に出た二人は、同じ学校の教師である鈴木にばったり出くわします。「学校には来ないのにそういうことは一丁前だな」とゆずに嫌味を言う鈴木。感じが悪すぎる……!

ある日、学校からの呼び出しで珍しく登校したゆずは、鈴木と女子生徒がいちゃついている現場を目撃します。気持ち悪がってその場を立ち去るゆずですが、鈴木は彼女に追い付き、事もあろうに体を触りながら「見ただろう」「いっその事共犯になるか?」と声をかけます。これはキモい……。あまりのショックに、ゆずは聡介にさえ心を閉ざすようになってしまいます。

それからしばらくして、鈴木は急に転勤に。その理由として流れたウワサが、「鈴木が女生徒と関係を持った」、そして「その女生徒はゆずである」という内容でした。根も葉もない話ながら、「不登校の女子生徒と付き合っていた教師」というストーリーの面白さからウワサは広がり続け、ついにゆずは自らの命を絶ってしまいます。「聡介と喋っていても鈴木の姿がちらつく」「このままでは宗介のことまで嫌いになってしまう。最後まで好きでいさせてほしい」と言い残して……。

聡介の話が終わったところで、彼が女子高生に話しかけた理由が明かされます。彼女の名前は鈴木レイ。あの鈴木の娘でした。「鈴木先生に会わせてほしい」とレイに頭を下げて頼み込む聡介。その姿に、レイは聡介を父に会わせることを承諾しますが……。
果たして聡介の目的は? この続きは、ぜひ本編を読んで確かめてほしいところ。事態は思わぬ方向に転がります。物悲しいサスペンスですが、読後感にはほのかな救いも感じます。聡介とレイの行く末を、ぜひ見届けてください。
作品提供:さゆりさん
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