新駅開業や新型車両の導入もありますが、各社で運行本数の削減が目立ちます。
JR四国

岡山〜高松間を運行する快速「マリンライナー」は、現在の最終列車の運転を取りやめます。これにより、岡山発の最終列車の発車時刻は29分早く、高松発の最終列車の発車時刻は62分早くなります。

高徳線(徳島〜板野間)や鳴門線(池谷〜鳴門間)では、一部の時間帯にパターンダイヤを導入。土讃線(土佐山田〜高知間)では、一部の普通列車の運転区間を延長し、パターンダイヤの利便性を向上します。
予讃線では、平日のみ運転している特急「モーニングEXP高松」「モーニングEXP松山」を毎日運転にします。
この他、特急列車や普通列車で利用状況に応じて一部列車の運転取りやめも行われます。
JR九州

九州新幹線では、本州方面に相互直通運転する「さくら」4往復8本を臨時列車化します。現時点では改正後も毎日運転を継続する予定ですが、利用状況の変化に応じて運転を取りやめる場合があるとしています。
また、鹿児島中央駅を23時43分に出発し、隣の川内駅止まりの「つばめ」最終列車は廃止します。
この他、新大阪駅を19時55分に出発する「みずほ」最終列車は、鹿児島中央行きを熊本行きに変更し、利用が多く見込まれる日のみ鹿児島中央駅まで運転します。なお、熊本駅では鹿児島中央行きの「つばめ」最終列車へ乗り換えが可能です。
在来線では、特急「ソニック」「かもめ」「きらめき」の一部列車を新たに福間駅に停車させます。快速・普通列車は、小倉発下関行きの最終列車の出発時刻を11分繰り上げ、23時42分発に変更します。

鹿児島本線・筑豊本線(福北ゆたか線・若松線)では、折尾駅の高架化工事が改正同日に完了予定となっています。これに伴い、鹿児島本線(水巻方面)と筑豊本線(福北ゆたか線)を乗り継ぐ場合は折尾駅での乗り換えが基本となり、折尾〜黒崎間を折り返し乗車できる運賃特例は廃止されます。
なお、JR九州では「西九州新幹線」の暫定開業を2022年秋に控えているためか、今回のダイヤ改正での変更点はごくわずかでした。大規模なダイヤ改正は2022年秋に行われると考えられます。
(大泉勝彦)