「こ、これは気をつけないと……」と思わず考えてしまう、そんなツイートをイラストを交えて紹介するコーナー「気をつけましょう」。今回は「Ten four」というスラングについてです。

暗号

わ、わかんねーよそんなの!(イラスト: 野田せいぞ

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そんなん考慮しとらんよ……

アメリカ人に朝一で仕事を依頼したら"Ten four."と言われ「10時4分までにやってくれるのか。何か中途半端な時間だけど早くて助かる」と思ったが午後になっても連絡がなく状況を確認したら「まだだけど急ぎ?」と言われ「え?」ってなったんだけど10-4(ten four)はOKのスラングらしい…なにその初見殺し…(山口慶明さんのツイートより)

 このツイートをしたのは山口慶明(@girlmeetsNG)さん。アメリカ人と仕事をする際、朝イチで依頼をしたところ「Ten four」と返ってきたそう。そのときは10時4分までにやってくれるのか、早くて助かる……と思ったそうなのですが、午後になっても連絡がこないため折返し状況を確認すると、「まだやっていないけれど急ぐ?」と返答が。それもそのはず、Ten fourとはスラングで別の意味を持っているんです。

 このTen fourは通称・テンコードと呼ばれる暗号のひとつで、もともとは警察や軍隊で「了解」の意味として使われているものでした。それが1950年代にアメリカ国内のテレビドラマで一般的に知り渡り、いつしか一般的なスラングになったとのこと。そりゃあ、山口さんも初見殺しすぎると言いたくなりますよね……。

 ネットではこのスラングに対し、「殺傷能力が高すぎる」「OKと言ってほしかった」といった反応が寄せられています。わ、分かりづらいですね……。