「レースがあしらわれた布袋（ホテイ）」Siriの読み上げに困惑するエピソードも　思わず笑ってしまうコミックエッセイが再び書籍化

　日々の家庭でのちょっと面白い出来事をTwitterやブログで公開している、えむしとえむふじんさん（@mshimfujin）の漫画が再び書籍化。『いくで！小学生エムモトえむみの勝手きままライフ』（KADOKAWA）として1月13日に発売されました。エムモト家の愉快な日々を描いたコミックエッセイの第2弾です。

　エムモト家は、作者であるえむふじん（妻）とえむし（夫）、えむお（長男）、えむこ（長女）、そして主人公であるえむみ（次女）の5人家族。個性豊かな家族が織りなすクスっと笑える漫画の一部を、少しだけご紹介します。

　家族でテレビを見ていたある日のこと、えむしが「長澤まさみはいつ見てもキレイやなあ」と褒めます。すると男子中学生のえむおが「信じられへんわ！　デリカシーないなぁ」と怒り出したのです。驚くえむしとえむふじん。

　「お父さんにはお母さんがいるやろ！」と、妻の目の前で他の女性を褒めることを非難するえむお。「それくらいさすがに気にならんで、好きな俳優さんたくさんいるし……」とえむふじんがなだめても、「たくさんとか絶対あかんに決まってるやん！　2人とも結婚してんねんから浮気と一緒やで」と言う始末。ピュアすぎる長男の反応に夫婦とも困惑してしまったのでした。

　またある日、えむふじんがネット上の小説をSiriに読み上げてもらっていたところ、「このホテイは何ですか」というせりふが流れました。思わずミュージシャンの布袋寅泰さんを思い浮かべてしまったえむふじん。スマホを確認すると小説には「布袋」と書かれていました。

　なるほど、ぬのぶくろをホテイと読んでしまったのね、と安心して再生を再開したものの、「かわいいレースがあしらわれたホテイを手に取り」「レース付きのホテイは奇妙なものにしか見えなかった」などと連呼される「ホテイ」にえむふじんは耐えきれなくなってしまいました。レースがあしらわれた布袋さん、確かにシュールな光景だ……！

　こんなほほえましい家族の日常が再び書籍化。作者が厳選したエピソードに新規描き下ろし36ページを追加し、1冊目よりもページを増量した全160ページの大ボリュームになっています。