タバコをやめるまでの実体験を描いた漫画がタメになる内容です。作者は漫画家の津島つしま(@dsp24ma)さん。

シンプルなようで難しそう
タバコをやめることにしてからの苦労や、その最中の感覚、やめてから感じることなどが描かれています
元喫煙者の津島さん、タバコを吸わなくなってから10年くらい経ちましたが、やめるのはとても大変だったと振り返っています。

タバコを吸わないと、食後が手持ちぶさたに。習慣をお茶を飲むことに置き換わりました
まず悩んだのは、食後に何をすればいいのか分からなくなったこと。食事の後の一服が習慣となっていたのです。また、タバコをやめた1日後、ものすごい恐怖感があったといいます。恐怖の原因は「タバコの成分が抜けていってるせい」だと思い、まるで薬物だと、やめる決意ができたそうです。

ニコチン依存症の離脱症状のような状態になったそうです
タバコのやめ方は「吸いたくなったときに 『吸わない』を選ぶこと」。ひたすらそれを繰り返し、津島さんは半年ぐらいで欲求が落ち着いたとしています。

吸わない人にはわかるタバコのにおい。喫煙者とそうでない人との大きな感覚の違いです
やめるのが大変だったタバコですが、やめてからはご飯をおいしく感じたり、お金が節約できたりと、さまざまなメリットを感じられた津島さん。

ただやめるだけじゃなく、なぜタバコを吸うようになったのか自分の心を見つめます
最後にタバコを吸いはじめた理由を、「大人になりたかった」「強くなりたかった」からだと振り返り、「タバコをやめたとき 強くなるスタートラインにようやく立てた気がした」としめくくっています。禁煙という目標のために自分で選択し続ける。それこそが、大人であることや強くあることのように思えますね。
きっかけは大切なひととの生活のため
ちなみにタバコをやめたのは、喘息の持病があるパートナー、わふこさんとの同居がきっかけだったとのこと。津島さんは漫画家で、わふこさんとの暮らしを描いた漫画をTwitterに投稿。 トランスジェンダーのわふこさんとの日常が題材となった『夫は実は女性でした』が書籍化されています。
作品提供:津島つしま(@dsp24ma)さん

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