「こんな形の同人誌、創れます」カセットテープのような同人誌の投稿に「めっちゃ素敵」「エモい」

　同人誌印刷を手掛けるしまや出版が、“カセットテープ型”に製本したユニークな見本を公開。Twitter上で「面白い」「エモい」と注目を集めています。

凝ったデザインの同人誌はたくさんありますが、これは珍しい

さまざまな創作活動をしている人から反響がありました

　「カセットテープケース入りブック＆メモ」は「ブックver」と「メモver」2種類の商品展開で、どちらも本物のカセットテープとほぼ同じ大きさ（横100ミリ、縦63ミリ）。料金は部数やページ数によって変動します。

　印刷物がカセットテープ風というだけでなく、プラスチックのカセットテープケースも付属。原稿を入稿すると、印刷された同人誌やメモがカセットケースに入って納品されます。

ブックverのセット。インデックスがあるのが本格的（特殊印刷・特殊加工サンプルセットより）

本は横綴じになります（特殊印刷・特殊加工サンプルセットより）

メモverのセット（特殊印刷・特殊加工サンプルセットより）

カセットケースはスタンドにもなります（特殊印刷・特殊加工サンプルセットより）

　投稿には「めっちゃ素敵」「懐かしいなァ」などデザインについてのコメントのほか、「なにかやってみたくなっちゃう」「めちゃくちゃ作りたいな」と創作意欲がくすぐられた人たちの声が寄せられていました。

　しまや出版によると、製品の受注開始は2020年の夏から。これまでも紹介するツイートはしていたものの認知度はなかなか上がらず、今回の反響に「スタッフ一同驚いています」とのこと。

2020年の受注開始後、Twitterで発信

動画での紹介ツイートも投稿していました

　現在、入稿不要で注文できる「サンプルセット」（660円）も販売中。こちらは印刷・加工見本（紹介）に加えて、カセッケースサイズメモブックと「癒し課2022年版カレンダー（2022年4月〜2023年3月）」も収録しています。注文が集中しているため、発送に1週間程度かかる場合もあるとのことです。

画像提供：しまや出版【公式】（@ShimayaTokyo）さん

（谷町邦子　Facebook／Twitter）