「毎日お前の悪口を吹き込んでいる」　妹に幼なじみの悪口を毎夜聞かせる兄の漫画がまさかのオチで笑う

　妹に幼なじみの悪口を吹き込む兄の漫画が、いろんな意味でだめだめで笑ってしまいます。

お兄さんのクセが強い

　妹の美月を溺愛する兄はある日、幼なじみの豊に「美月に毎日お前の悪口を吹き込んでいる」と、とんでもないことを打ち明けます。

　すると今度は、正座して頭を下げて「本当にすまない」と誠実に謝罪。しかし、即刻やめてよと言われると、「嫌だ」と真っ直ぐな目で断ってきます。なんでだよ。

謝罪はするけどやめないという強い意志

　理由はただ一つ、美月が豊に気があるのを感じ取ったから。とは言え、小さい頃からよく遊んでいる豊のことも好きで、彼がしっかりした性格であることや、悪い部分もちゃんと受け止めていると伝えます。これは親友に対する言葉……かと思いましたが、

「でもお前みたいな根暗野郎に青春を捧げちゃったらかわいそうだろ」「かわいい妹の相手となると……お前だけは絶対にない」

　などと急な悪口が幼なじみを襲います。ちょっと語気鋭すぎない？

本人にもズケズケ言えちゃうタイプ

　それでも美月にうそはついていないという兄。ちなみに昨夜は、豊がケーキのフィルムやヨーグルトのフタについたやつをこそげ取ることを伝えたそうです。確かに事実らしいですが、「こういう話を寝る前とかに聞かせてる」ってなかなかにヤバい兄です。

寝る前になんて話をしてるんだこの兄妹……

　ラストでは、そんな“豊の悪口”を毎日聞かされている妹・美月が登場。なんと彼女は兄の話を楽しみにしており、内容をポジティブな方向に変えて「今日の豊くん」としてノートにメモしていたのでした。まさかの逆効果だった……！

むしろ楽しみにしてた……！

　作者は、漫画『恋は妄毒』のコミックス（全4巻）を手掛ける漫画家の桃聖純矢（@momose_junya）さん。Twitterで公開されると、クセの強い兄とオチに「声出して笑いました」「ツボった」といった声が読者から寄せられました。

　気になる3人の関係ですが、続編が4コマ漫画で描かれています。兄は相変わらずですが、妹の方はバレンタインに向けて準備しているようで……？　作品は桃聖純矢さんのTwitterで公開中です。

漫画『恋は妄毒』の第1話はこちらから読めます

　

作品提供：桃聖純矢（@momose_junya）さん