ハーゲンダッツ ジャパンは、伝統的な洋菓子をアレンジしたミニカップアイスクリームの新シリーズ「クラシック洋菓子」を発売しました。シリーズ第1弾として3月15日に登場した「ナポレオンパイ〜苺とカスタードのパイ〜」と「レーズンバターサンド」(各319円)を、それぞれ実食レビューします。

ナポレオンパイ〜苺とカスタードのパイ〜

「ナポレオンパイ」とは、パイ生地とカスタードクリームを重ねた洋菓子「ミルフィーユ」に、苺をたっぷり乗せたケーキのこと。パッケージには、つやつやの苺を2粒あしらったナポレオンパイが描かれています。
蓋を開けると、細かく砕かれたパイが現れました。湿気ることなく、カップを軽く振るとカサカサと音を立てています。

ぐっとスプーンを入れてみると、パイの下から姿を見せたのは乳白色のカスタードアイスクリームです。中には苺の果肉入りソースが練り込まれていました。
パイとアイスを一緒にすくって、パクリ。まず感じたのは、パイのサクサク食感です。口の中でゆっくり溶けていくアイスと香ばしいパイが絡み合い、目を閉じてじっくり余韻を楽しみたい味わいでした。
1口目では苺よりもカスタードクリームの卵やバターの味を強く感じましたが、2口目では苺の粒だった食感や甘酸っぱい香りが感じられ、すくう場所ごとに違うおいしさを楽しめるのも魅力です。

レーズンバターサンド

「レーズンバターサンド」とは、レーズン入りのバタークリームをクッキーでサンドしたスイーツのこと。お持たせやお土産として目にすることも多いお菓子ですよね。
そんなレーズンバターサンドをイメージしたアイスクリームは、紫色のパッケージ入り。アルコール分は0.5%ということで、お酒に弱い人や小さな子どもには注意が必要です。
蓋を開けると、キューブ状のクッキーがごろごろ入っていました。1粒が大きめで食べ応えがありそうです。

すくってみると、まず中に入っているレーズンの大きさにびっくり。およそ1センチほどでしょうか。小さなスプーンひとすくいでも、洋酒の香りがぷんぷんしています。
口に入れると、まずアイスクリームからラム酒とバターの香りがふわりと香りました。そしてレーズンをひとかみすれば、じゅわーっとラム酒の香りが広がります。さらにザクッザクッと固めなクッキーと混ざり合い、まさにレーズンバターサンドを食べているような味わいになりました。

ハーゲンダッツには通常販売品としてラムレーズン味がありますが、ベースのアイスクリームがミルク味とバタークリーム味で異なるため、食べてみると全く別物であることに驚きました。ラムレーズン味が好きな人に、ぜひ食べ比べてほしいアイスクリームです。
ハーゲンダッツの新作「クラシック洋菓子」シリーズ第1弾は、全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストア、デパートなどで販売中。どちらもアイスクリームのバター味が濃厚な味わいなので、コーヒーや紅茶と一緒にゆったりと楽しむのがお勧めです。期間限定なので、気になる方は早めのチェックをお忘れなく。
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