『コウノドリ』子宮頸がん編を限定無料公開　4月9日「子宮頸がんを予防する日」にHPVワクチンを知ろう

　4月9日は「子宮頸がんを予防する日（子宮の日）」。これに合わせ、医療マンガ『コウノドリ』（鈴ノ木ユウ、講談社）の子宮頸がん編が4月22日までの限定で無料公開されています。

「子宮頸がん」編が掲載されている『コウノドリ』13巻

　今回の無料公開は、HPV（ヒトパピローマウイルス）感染症の予防方法について学ぶ仕組み作りを目指す「みんパピ！　みんなで知ろうHPVプロジェクト」（以下、「みんパピ！」）の取り組みの1つとして実施されたもの。子宮頸がん編（13巻40話・14巻41話）が、講談社の協力により4月22日23時59分まで公開されています。漫画は、「みんパピ！」の公式サイトのリンクから閲覧できます。

　また「みんパピ！」では、「HPVが原因のがんは、HPVワクチンを打つことで防ぐことができる」「HPVは女性だけでなく男性も中咽頭がんなどの原因になる」などの、HPVやHPVワクチンに関する広告を各地に掲出。JR渋谷駅やJR原宿駅には広告が、大阪・難波「ツタヤエビスバシヒットビジョン」と東京・渋谷「シブハチヒットビジョン」には『コウノドリ』子宮頸がん編の動画と広告が展開されます。

JR 原宿駅 改札内竹下口通路のでの掲出イメージ

大阪・難波「ツタヤエビスバシヒットビジョン」での掲出イメージ

　4月からHPVワクチン接種の積極的勧奨が再開され、積極的勧奨が中止されていた期間に接種対象を過ぎてしまった人も、キャッチアップ接種を公費で受けられるようになった今、自分や大切な人の体について考えてみませんか。

接種対象となる小学6年生から高校1年生相当の女子の接種率は、諸外国と比較すると顕著に低い

（谷町邦子　Facebook／Twitter）