Twitterに投稿された「飲み物の熱を変換して作った動力で飲み物をかき混ぜる装置」の動画が、スチームパンク的でかっこいいと人気です。

スターリングエンジン
お茶の熱をスクリューを回す動力へと変換
スターリングエンジン
ピストンの動きを眺めるだけで楽しい

 装置のベースは、1816年にロバート・スターリング(Robert Stirling)が発明した「スターリングエンジン」。シリンダー内の空気を加熱・冷却することで膨張・収縮させ、ピストンを動かす仕組みです。

 メカニカルエンジニアのyohei(@Y0HEl)さんは、スターリングエンジンの実験キットに、自作の動力伝達機構とスクリューを追加。飲み物による加熱と外気による冷却でピストンを動かし、スクリューを回す装置に仕上げました。飲み物が熱い限りは動き続けるので、飲みごろを測るのにも使えるかもしれません。

 ピストンやスクリューの動きを眺めるだけで楽しい装置は、「ずっと見ていられる」「ラピュタのオープニング思い出した」「スターリングエンジンにこんな使い方があったとは」などと話題に。英語の「stir(かき混ぜる)」「stirring(感動させる)」とかけて「stirring engine」とする、高度なシャレもみられます。

動画提供:yohei(@Y0HEl)さん