バンダイ、「ガシャポン」カプセルに史上初の“紙製カプセル”導入スタート　温室効果ガスの排出量を約30％削減

　バンダイは、カプセルトイブランド「ガシャポン」のカプセルに、紙製カプセル「マプカプセル」を順次導入すると発表しました。エコ素材の使用で温室効果ガスの削減効果が期待できます。

紙パウダーを51%以上含むエコ素材を使用したカプセル「マプカプセル」

「マプカプセル」は上下のパーツが同じ

　ガシャポン45周年プロジェクト「答えはガシャポンだ」の取り組みの1つとして開発された「マプカプセル」。紙パウダーを51%以上含むエコ素材で作られており、製造から焼却までの過程で約30％の温室効果ガスの排出量を削減できるとのこと。

使用された「MAPKA」は環境経営総合研究所が開発した、パウダー化した紙51％とポリプロピレン（PP）49％で作った、低収縮、高剛性、耐熱性なバイオマス素材

　6月4週に発売予定の「アイドリッシュセブンスナップショットアクリルチャーム vol.1」（300円）と、6月5週発売予定の「STATION IDOL LATCH! アクリルネームバッジ vol.2」（300円）から本格的に導入を開始。今後は、国内で生産する商品での利用を拡大していく予定です。

（谷町邦子　Facebook／Twitter）