まるで円形劇場にも見える迫力満点の図書館内を撮影した写真がTwitterに投稿され、24万を超える「いいね」が付くほど注目を集めています。

新石川県立図書館

ズラリと並んだ本棚、迫力満点の館内

 

老朽化・耐震強度不足のため2021年11月1日に閉館し、移転。装いを新たに7月16日のオープンを待つ石川県立図書館

 

新石川県立図書館

本棚は円を描くように配置されています

 

新石川県立図書館

吹き抜けになっているので開放感も

 

新石川県立図書館

高い天窓からは自然光が入ります

 写真は、7月16日13時に移転・リニューアルオープンする石川県立図書館(石川県金沢市)。投稿者のとるる(@toybox0220)さんは、7月2日の利用者カード事前登録会で手続きをするため、一足先に図書館に入りました(本の予約や貸し出しは7月16日から)。

「利用者カード事前登録会」を知らせる県のツイート。事前登録会は7月2日、3日、9日、10日に開催(※見学のみは不可。登録できるのは石川県内に在住・在勤・在学している人、または富山、福井、岐阜、愛知、三重県に居住する人のみ)

 ひろびろとした空間に、ぐるりと円を描くように本棚が配置されている光景は圧巻。一方で、木製の棚をはじめ、ブラウンを基調とした色づかいや明るすぎない照明で、落ち着いて本を読める雰囲気もあります。図書館のプレサイトでも、館内はまるで「円形劇場のような大空間」であり、たくさんの書物に囲まれる雰囲気を味わえるとのこと。

膨大な書籍がテーマごとに分類され、解説のボードが掲示されています

 また、約30万冊もの本が開架されているので、さまざまな本を直接見て、手に取ることができます。とるるさんも、見た目が良いだけでなく「知の集積地としての図書館が存分に発揮されています」と高く評価。

外観は本のページめくる様子をイメージ。図書館の周りにはたくさんの草木が植えられた庭も

 さらに、写真をねとらぼで取り上げるにあたって、「古く小さかった県立図書館がこんなに立派になって感慨深いです。県民だけでなく全国の人に親しまれる図書館になって欲しいと思いました」と図書館への期待を語ってくれました。

動画でも新しい図書館を紹介