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小田原市にある「神奈川県立 生命の星・地球博物館(以下、地球博物館)」を、ほぼ貸し切り状態で楽しむ投稿がTwitterで話題に。充実した展示物をゆっくり楽しんだり、日によっては「誰もいない閉館後の博物館を歩き回りたい」という夢を近い形で叶えてくれるかもしれません。
投稿したのは、ウルトラジャンプで『新しいきみへ』を連載中の漫画家・三都慎司(@ShinjiMito)さん。「多分50回以上行った」という三都さんは、20年ほど前からたびたび地球博物館に訪れ、学生時代に入り浸っていた結果「私はバリバリの理系に進みました」と、それだけ素晴らしい博物館であることを紹介しています。

そんな三都さんによると平日は空いていることも多く、ゆっくり自分のペースで見ることができるそうで、「この写真もお昼過ぎに行ったけどやはり無人だった」と実質貸し切りの博物館を楽しむ様子を公開。「高校生は100円の入場料で、貸し切りで、超お得です」とオススメしています。
一方で土日祝は混んでることも多いようで、現在の夏休み期間中も同様。そんなときは、混雑情報を教えてくれる専用の公式Twitter(@seimeinohoshiCI)という大変助かるアカウントがあるので、こちらをチェックするといいでしょう。

常設展示では、地球誕生から生き物たちの進化の歴史をたどり、恐竜、鳥類、ほ乳類、さらに被子植物や昆虫の世界も。ラストには「『近代で絶滅した生物』をすごい量で一気に羅列」した展示もあり、「物語性がある展示で考えさせられます」と三都さん。またさまざまな特別展・企画展もあり、定期的に行く楽しさも伝えています。

コメントでは「ここは本当にゆっくり見れて好き。展示も豊富」「中学生以下無料だし大人も安いし涼しいしで、うちの未就学児もとっても楽しめてる」とオススメに共感する声が寄せられ、「小田原駅からのアクセス良いから、旅行の時に寄る人が増えてほしい」と拡散されています。ちなみに電車の場合は、箱根登山鉄道の「入生田(いりうだ)」駅から徒歩3分。
地球博物館は、開館時間が9時〜16時30分まで。観覧料は、中学生以下が無料、高校生・65歳以上が100円、15歳以上20歳未満・学生(中学生・高校生を除く)が300円、20歳以上65歳未満(学生を除く)が520円。休館日などの詳しい情報は公式サイトから確認できます。
なお、同館による調査・研究の報告は、公式サイトの「刊行物」ページにて一部が公開され、読むことができます。
地球博物館の公式Twitter(※混雑情報アカウントとは別です)。公式サイトと展示室の一部がリニューアルされたようです……!
画像提供:三都慎司(@ShinjiMito)さん/※「地球博物館」にも使用許可をいただいて掲載しています
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