トルストイやヘミングウェイ、芥川龍之介など、古今東西の作家が戦う対戦格闘ゲーム、「Write ‘n’ Fight」がSteamにて8月23日に発売されました。彼らの著作のイメージがぶつかり合う能力バトルを想像していたら、意外と肉弾戦が激しくてびっくり。

 

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「戦争と平和」のトルストイが、シェークスピアにきれいなトラースキックを決める不思議な光景

 

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あごひげと上半身のたくましい左の人物は、「老人と海」のヘミングウェイ

 ほかにもシェークスピアやドストエフスキー、ラヴクラフトなど、15人の作家が参戦。「戦争と平和」の著者で従軍経験もあるトルストイがライフルを撃ったり、ラヴクラフトがクトゥルフ神話よろしく手を触手のように伸ばしたりと、作品や経歴にちなんだ技を使いこなします。それでいてフィジカルも強く、力強い突きや蹴りが飛び交うガチガチの格闘戦も。

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ドストエフスキーはオノの使い手。「罪と罰」でラスコーリニコフが使った凶器にちなんでいるもよう

 

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ラヴクラフトはクトゥルフ新話のイメージで、手を伸ばしたり増やしたりして戦います

 作家たちの能力には、一時的に「そのステージのボス」となってパワーアップする「マジックアリーナ」も。ステージに現れる「危険ゾーン」に入った相手を一撃で葬るなど、一撃必殺を狙えます。

 グラフィックが粗くなるレトロモードや、ゲームスピードが高速化する倍速モードなど、プレイモードも豊富。双方のプレイヤーがコマンドを先行入力したあとで、キャラクターが一斉に動き出す、プロフェットモードというターン制バトルめいた遊び方もできます。

 「Write ‘n’ Fight」の価格は1320円。8月30日までは40%オフの792円で購入できます。