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木のぬくもりを感じるベビーチェアができるまでの職人技を捉えた動画がInstagramに投稿され、国内外から多くの注目を集めています。動画の再生回数は記事執筆時点で70万回を超え、1万3000件以上の“いいね”が集まりました。

動画が投稿されたのは、広島で一枚板を使ったオーダーテーブルを製造・販売している「きくら」のInstagramアカウント(@tatsunori_tsunetou)。日頃から、オーダー商品ができるまでの過程を動画にして公開しています。
今回話題を呼んでいるのは、「ご注文いただいていたベビーチェアを作りました」というコメントを添えて投稿された動画。背もたれのきれいなカーブが特長のベビーチェアは、いったいどのように作られているのでしょうか。
ベビーチェアの樹種は、オーク材を使用。木材に、鉋(かんな)など専用の道具を使ってチェアのパーツを作り出します。カーブを描く背もたれの笠木には、薄い板を何枚も貼り合わせて曲げて作り上げているのだとか。職人は何度も何度も鉋をかけて、表面をつるりと滑らかに整えていきます。

パーツが出来上がったら、木組みの技法を使いながらそれぞれのパーツがぴったりと合うように調整し、組み上げていきます。これは職人技が光る繊細な作業ですね……!

最後はやすりでさらに表面をなめらかにして、赤ちゃんが口にしてしまっても安心・安全な植物オイルの塗料を塗ったら……完成! 背もたれの曲線美がすばらしいのはもちろんのこと、やすりで丁寧に整えられたつややかさ、装飾がなくても存在感のある堂々とした姿にうっとりと見入ってしまいます。

このベビーチェアは、1歳頃から3歳頃まで使用可能とのこと。安心して子どもを座らせられる手作りの椅子からは、圧巻の職人技への感動だけでなく、赤ちゃん思いの優しさも感じられますね。

「きくら」のInstagramアカウント(@tatsunori_tsunetou)では、この他にもテーブルやいすなど商品の製造工程を次々に公開中。YouTubeチャンネルやTwitter(@suzutatsu6_6)でも情報を発信しており、いずれもうっとりしてしまう職人技を存分に楽しむことができますよ。
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