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デートの感想を将棋で例えてくる彼女の漫画が、将棋好きからも将棋に詳しくない人からも好評を博しています。作者は漫画家の杉野アキユキ(@sugino_akiyuki)さん。

付き合い始めたばかりの桂介と歩美。桂介は初デートの感想を歩美に尋ねるのですが、答えは「序盤、中盤、終盤どれも隙がなかった!」「『居飛車の棒銀』って感じのデートだった」「悪手もしくは奇手」「もう少しで千日手」――と将棋用語まみれ。歩美は将棋マニアだったのです。
将棋を知らない桂介にはちんぷんかんぷん。「聞き慣れない言葉があって」と正直に話すも、歩美は「疑問手だった?」「わからない言葉使うのは駒損だったね」とまたも将棋用語で返してしまいます。そういうとこだぞ。

「推しの棋士に顔が似てた」というだけの理由で、将棋がさっぱり分からない桂介と付き合っている歩美。2人は終始微妙にすれ違い、介が「棋力」を「気力」と勘違いする一方、歩美は「課長がゴキゲン」→「ゴキゲン中飛車」、「ハブられた」→「羽生先生」と、桂介の言葉をなんでも将棋と結びつけて話を聞いておらず……どうにもかみ合わない2人の恋はどうなるのか? 気になる結末は漫画でぜひ確かめてください。

2人のすれ違いっぷりがジワジワ来る漫画には、将棋好きからだけではなく、「彼氏と同じく終始(何言ってんのこいつ?)でしたが彼女が楽しそうなので面白かったです」「面白かった、多分将棋知ってればもっと面白かった」など将棋に詳しくない人からも好評です。
杉野さんはこの「歩美ちゃんと桂介くん」に加え、他の将棋漫画もまとめた電子書籍を配信中です。
作品提供:杉野アキユキ(@sugino_akiyuki)さん
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