ホテルでサバゲは夢がありますね。
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―― 閉館したホテルをイベント会場にするというアイデアは、どのように生まれたのでしょうか。
シティコミュニケーションズ: 当ホテルの閉館と同じタイミングで、営業に苦戦していたシューティングバーからの提案が始まりです。
当時、休業要請や緊急事態宣言の発令で酒類の提供が禁止となっていたシューティングバー「GET@City」(ホテルと同ビル内)が「ホテルでサバゲ」を企画し、それがSNS上で話題を呼んだ事がきっかけで、各所から「使わせてもらえないか」といったご依頼が来るようになりました。
―― イベント会場への転身にあたってどのような取り組みや工夫を行いましたか。
シティコミュニケーションズ: 何か1つのイベントに特化して開催しているわけではなく利用のされ方もさまざまなため、利用される方によってニーズも異なってきます。サバゲでの遮蔽(しゃへい)物、脱出ゲームの際の遮光、ボイラー室や屋上で撮影をしたいなど、都度その利用者様の需要に応えていっているという印象です。
―― ホテルだったころと比べて収益性は上がりましたか。
シティコミュニケーションズ: 売上はホテルだった頃に比べれば下がっています。しかし、利益としては悪くないと聞いております。
―― 利用者からの反応はいかがでしょうか。
シティコミュニケーションズ: 「映画やゲームの世界みたい」と、ご好評いただいております。また、お手洗いや電気・エアコンなどがそのまま使用できる状態のため、いわゆる普通の廃墟より快適に利用ができると、サバゲやコスプレ利用される方に好評です。
ホテルとして営業していた頃に比べて、利用者の層は大きく変わりました。もともとは男性専用のサウナ、カプセルホテルだったため、コスプレをした女性や若者たちが楽しそうにサバゲや演劇をしている姿は、閉館したからこそ見られる景色です。
―― 今後の展望について教えてください。
シティコミュニケーションズ: 当ホテルで開催されるコスプレイベントでは、今後地域活性化につなげていきたいという話が出ているようです。ただ、ホテル側単体としての明確な展望というものはないかもしれません。閉館してから今もなお、「利用したい」という需要に全力で応えているという状況です。
元支配人は、「もともとニューシティーはアニメの痛カプや和風の戦国、忍者、畳風呂など、新しいことに挑戦してきたカプセルホテルでした。閉館後も色んな方々に建物を活用していただくことで、ニューシティービルが常に新しいもの、面白いものに挑戦できる場所になっていて大変うれしく思っています」とコメントしています。

元支配人


