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専用の折り紙で折ったツルやペンギンなど5種の動物をARカメラで読み込み、絶滅危惧種について学ぶコンテンツ「絶滅危惧オリガミ」が、11月11日の「おりがみの日」に公開されました。

ツルやペンギンなど、折り紙の定番な動物にも絶滅の危機に瀕している動物も。多くの人が遊んだことがある折り紙で絶滅の原因と実態を学びます
「絶滅危惧オリガミ」の特設サイトでは、「ツル(タンチョウ)」「アムールトラ」「ケープペンギン」「ニホンライチョウ」「レッサーパンダ」の5種の絶滅危惧種の折り紙のデザインデータを公開しています。

国内最大級の野鳥「タンチョウ」。生息地である湿地が減少しています

主に寒冷な地域に生息する最大のネコ科動物「アムールトラ」。森林伐採で生息地を追われ、密猟の対象にも

愛くるしい姿が動物園でも人気の「レーサーパンダ」も絶滅危惧種

アフリカの海辺の岩場に住む「ケープペンギン」。海で問題になっているプラスチックごみも絶滅の原因に

氷河期の生き残りである「ニホンライチョウ」は気温の上昇が大敵
デザインデータを印刷して作った折り紙に、ARカメラをかざすと動物たちの生息地が出現。その中を折り紙の動物たちが動き出し、動画と音声、文字で絶滅の危機の原因や実態を伝えます。アプリケーションのダウンロードは不要で、カメラ機能のあるスマートフォンやタブレットから体験可能。

湿原と動く折り紙の「ツル(タンチョウ)」が現れます

絶滅の危機にさらされる「ツル(タンチョウ)」が抱える実態・背景を、折り紙とARで表現
「絶滅危惧オリガミ」は電通デジタル、電通の「DENTSU生態系LAB」、クリエイティブ集団「パーティー(PARTY)」による企画・開発で誕生しました。那須どうぶつ王国の園長である佐藤哲也さんや、日本折紙協会 理事長の半田丈直さん、京都大学野生動物研究センターの木下こづえさん、環境省 自然環境局も賛同しています。

10月15日と16日には那須どうぶつ王国でAR体験イベント「絶滅危惧オリガミ」が開催され、大人から子どもまで80組を超える参加者が「絶滅危惧オリガミ」を体験しました

画像はYouTubeより
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