アニメ「攻殻機動隊S.A.C.」シリーズに登場する多脚戦車、「タチコマ」を再現した段ボール工作が好評を博しています。造形の再現度もすごいし、何より大人が乗れるサイズで作ったのがすごい……!

タチコマ
ポッドから顔を出す製作者。造形から何から完璧です

 ガンダムの実物大コックピットや、実際に回る回転ずしの装置など、多様な作品で注目を集めてきた段クリエイターさんの新作(YouTube関連記事12)。虫のようなタチコマのフォルムを、ドーム状の本体から搭乗ポッド部分に至るまで、ほぼ段ボールで作り上げています。

タチコマ
基本的には段ボールのかみ合わせで作成
タチコマ
細かい部品は層状に貼り合わせて作っている

 関節には木の棒を通したり、扉に磁石を仕込んだり、部分的に別の材料を使う工夫も。特徴的な球形のカメラは、ビニールボールを塗装して再現しています。

タチコマ
作中人物のバトーをまねつつ磁石を用意
タチコマ
開閉するドアを留めるのに使っているようです
タチコマ
塗装ブースも段ボール
タチコマ
最後にパーツを組み合わせて……
タチコマ
リアルなタチコマが完成

 完成後、段クリエイターさんは自ら搭乗。後部のコックピットに乗り込み、天井から顔を出せるギミックを実践して見せました。

タチコマ

 段クリエイターさんはほかにも、弾の出るガンランス(モンスターハンター)やスコープドッグ(ボトムズ)の実物大コックピットなど、実際に遊べる段ボール工作を多数公開しています。

動画提供:段クリエイター(YouTube)さん