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カップにセットして入れるドリップバッグコーヒーのように使える、リーフティー用のフィルター「紅茶好きのフィルター」がTwitterで注目を集めています。お茶パックメーカー・トキワ工業の「Drip Filter シリーズ」で、同社に開発のきっかけなどを聞きました。

これがあればリーフティーがより気軽に楽しめそう(画像提供:@MatkTさん)
「紅茶好きのフィルター」は、茶葉を入れてティーカップやマグカップにひっかけて、ドリップバッグのようにお湯を注ぐことで、手軽にリーフティーを淹れられるというもの。Twitterユーザーの松吉さん(@MatkT)がカルディコーヒーファームで見つけて購入し、「ゆったりポットで淹れるのが良いとはわかりつつ、仕事で疲れて洗い物増やしたくない時とかでも気楽にリーフティーが飲める…!」「淹れ終わったら茶葉も一緒にポンと捨てられるのも良い」と投稿したところ、「便利そう」「欲しい」と話題になりました。
松吉さんが購入したのは「紅茶好きのフィルター」は、20枚入り200円で販売されていたそうです。ラインアップは他にも「お茶好きのフィルター」「珈琲好きのフィルター」があり、全3種類。

実際に「紅茶好きのフィルター」を使用して淹れた様子(画像提供:@MatkTさん)
トキワ工業によると、ティーポットなどの器具を持っていない人でも本格的な茶葉を楽しめて、いつでもどこでも簡単においしく飲んでほしいという思いで開発。また、約65%の人が普段はマグカップを使用していることから(※同社調べ)、マグカップに対応したサイズとなっています。

カップにセットしてお好みの茶葉を淹れたらお湯を注いで抽出。好みの濃さになったら少し揺すってから引き上げて完成。「最後までしっかり絞り切る」のがポイントとのこと(画像提供:トキワ工業)
1983年からお茶パックシリーズを生産・販売している同社。素材については「約40年間お茶パックに使用している、リーフ専用に開発された不織布を採用していますので、味はもちろん、安心・安全な材料を使っています」としています。
いずれも日本製で、フィルターのリーフが入る部分は、お湯を注いだ時に繊維の目が広がって抽出しやすくなる構造を採用。さらに“茶こし”のような形状にすることでリーフがよく広がり、本来の香りや味が抽出できるとのこと。他にもフィルターの開口部を約80ミリと大きくすることで、リーフを入れやすく、お湯も注ぎやすくするなど、設計にこだわりを感じます。

「紅茶好きのフィルター」は茶葉約6グラムまで。「お茶好きのフィルター」は茶葉約8グラムまでOKと表記されています(画像提供:トキワ工業)
購入者からも「ティーポットで淹れた紅茶と同じ味で飲める」「キャンプや釣りといったアウトドア時、荷物が少なくできてよい」「ティーポットや器具を洗う手間がかからない」と好評だそうで、Twitter上でも「これ使ってる 便利」「リーフティー気軽に飲めるのいい…!」といった感想がみられます。
「Drip Filter シリーズ」は、全国のカルディコーヒーファームと、Amazon.co.jpにて販売しています。「欠品している場合は弊社にお問い合わせくださいましたらご対応させていただきます」(トキワ工業)。

各フィルターの詳細は公式サイトの商品ページで確認できます(画像提供:トキワ工業)
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