「老人ホームの一角に収まるのは勿体ない」　Twitterに投稿された祖母の「押し花」アートが「センスに溢れて素敵な作品」と話題

　草花を平たく押しつけて作る「押し花」で描かれたアート作品がTwitterで話題になっています。

「冬の夕焼け」

たくさんの人に見てもらいたい。その思いがかない、多くのコメントが寄せられました

　話題になっているのは、ハルキ（@Haru__350z）さんによる投稿で、ハルキさんの祖母による作品を「老人ホームの一角に収まるのは勿体ない」と紹介しています。雪景色や街の景色、花盛りのペンションといった風景をテーマにした作品が並び、たくさんの花で彩られた作品は、どれも花や葉を組み合わせて作られている繊細な作品です。淡く、あたたかみのある色づかいは、見る人の心をホッと和ませてくれそうです。

「街角」

「夜桜」

「ペンションの前で」

　作品は祖母が入居している老人ホームに飾られているそうですが、「めちゃくちゃ芸術的なのに、老人ホームの一角に収まるのは勿体ない」と、なるべくたくさんの人に見てもらえるようにとTwitterで公開したそうです。

　投稿には、「今年に入って、一番素敵なものを見させていただきました」「センスに溢れて素敵な作品を、Twitterに投稿していただきありがとうございます！」「よく見ると冬の夕焼けの雪原やペンションの前での白壁も葉っぱや大きな花の細工で驚きです！」など、感動の声が多数寄せられていました。

　なかには、「恥ずかしながら、“押し花”=四葉のクローバーの栞…くらいの解像度でしたので、おばあさまの作品でこんなに奥深いものかとビックリしました」「押し花＝色褪せた花を栞にしたものという固定概念が吹き飛びました！こんなに色鮮やかでオシャレなものなのですね…！」「押し花でこんな素敵な作品ができるなんて初めて知りました　私も作ってみてくなっちゃった♪ハルキさんのおばあさんの世界観大好きです」と、押し花への見方が変わったという人までいました。

　また、「めちゃくちゃきれいで買いたいくらいです！！売れそうだし個展も開けそう！！他にも作品あればたくさん観たいです」「うちの施設ならエントランスか応接室に飾らせていただきたいくらいです!!個展はされないのでしょうか」など、個展の開催や販売の提案も。さらには将棋棋士・加藤一二三さんからも「いずれの作品も大変素晴らしく胸打たれましたがとりわけ『冬の夕焼け』が気に入りました」とコメントが寄せられていました。

大きな反響にこたえて自宅にあった絵も公開

画像提供：ハルキさん（@Haru__350z）さん

（谷町邦子　Facebook／Twitter）