スマホで書類や資料を撮って保存するとき、紙の丸まりや反射を抑えたい――そんな要望に応えて作られた「ノングレアアクリル板」が便利そうです。

ノングレア

本や書類を押さえて撮影するためのノングレアアクリル板(画像提供:早稲田大学早水桃子研究室のTwitter

ノングレア

板があるとないとでは、写り込み具合が全然違う……!(画像提供:早稲田大学早水桃子研究室のTwitter

 話題を呼ぶきっかけになったのは、早稲田大学早水桃子研究室のTwitter(@hayamizu_lab)。紙資料等を電子化するうえで、スキャナーよりもコンパクトで経済的な手段はないかと考え、看板や掲示用品を取り扱う文化社の「看板ショップ」に相談したところ、3ミリ厚のノングレアアクリル板を裏メニューとして製作してもらえたのだそうです。

 これで紙資料を押さえて上から撮ったところ、期待通り映り込みの少ない、きれいな撮影に成功。文化社によると、表面に微細な凹凸を施すことで、反射しにくい状況を作っているとのこと。

 Twitterでは「会計アプリでレシートや納品書を撮るときに欲しい」「スマホでのOCRに便利そう」「非破壊スキャンに使える」と話題に。裏メニューとして始まったノングレアアクリル板ですが、現在は看板ショップで正規に販売されています。価格は4180円(A5サイズ)から1万5180円(A1サイズ)まで。

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A4サイズは5500円(画像提供:文化社、以下同)

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