“声が出ない”平本蓮、記者会見で「通訳」越しに朝倉未来を挑発　通訳者もディス参加する前代未聞の事態に「皆さんが笑ってるのが不思議」

　総合格闘家の平本蓮さんが3月3日、格闘技イベント「RIZIN LANDMARK 5 in YOYOGI」（4月29日開催）の対戦カード発表記者会見に登壇。前日に頭部を強打し大きな声を出せないという平本さんは“プレシャスさん”という外国人男性の通訳を通して、同じく登壇していた総合格闘家の朝倉未来さんを挑発しました。

　平本さんは前日2日にTwitterで、「今日のスパーリングで頭部を思いっきり強打してしまい声が出なくなってしまいました……　明日は喋れるかどうかわかりません」「今からいろんな検査をするため8個くらい病院を回ってきます」と突然の報告。

　記者会見では、「大きい声は出せない」としながらも普通の音量で話せている平本さんでしたが、“通訳”として呼んだプレシャスさんという外国人男性に小声で耳打ちして代弁してもらうことに。

　プレシャスさんは平本さんの言葉として、「今日は皆さんに謝罪をしたいと思います」「試合を盛り上げるために、散々悪口を言ってきました」「ですが言い過ぎた部分もありました」「まさか朝倉未来に訴えられると思っていませんでした」と朝倉さんに関する内容を“通訳”し、会場から笑いが漏れる展開となりました。

　朝倉さんは平本さんと以前からSNSを通じて何度となく言葉の応酬を繰り広げており、1月23日に自身のYouTube動画でとうとう「訴える」と宣言していました。

　平本さんの試合への意気込みを伝えたあと、プレシャスさんが「私からもいいですか」と突然言い出し、なぜか今度は平本さんが“通訳”する流れに。小声で耳打ちするプレシャスさんの言葉を、「格闘家がトラッシュトーク（煽り合い）で訴えるとかクソビッチかよ、朝倉未来、とプレシャスさんは言っています」と“通訳”し、2人そろって朝倉さんを口撃しコメントを〆ていました。

　質疑応答では記者から朝倉さんへ、“平本さんの通訳劇場をどう思うか”という質問も。それに対し朝倉さんが、「会場の皆さんが笑ってるのが不思議というか、そんな面白かったですか？」と逆に聞き返したところ、それを聞いた平本さんは満面の笑みをのぞかせていました。