2匹のワンコが協力してキッチンに侵入する様子がオランダ・シッタルトで撮影され、YouTubeに投稿されました。動画は記事執筆時点で6万6000回再生を突破しました。

 体の大きいシベリアンハスキーの名前は「Tiesto」(ティエスト)、体の小さいアラスカン・クリー・カイは「Buddy」(バディ)です。2匹の前にあるのはキッチンにつながるドアで、飼い主さんは2匹が入ってこないようにドア前に障害物として横長の収納ケースも置いています。ここまですればキッチンには入ってこられないでしょう(フラグ)。

 しかし体の大きなティエストが2本足できれいに立ち、ドアノブに前足をかけて開けてしまいます。何度か開けたことがあるのでしょう、開け方をちゃんと知っている動きです。そしてドアが開くとバディが障害物をひょいと乗り越えてキッチンへ侵入してしまいました。

2匹のハスキー

ドアノブに前足をかけるティエスト

 さらにティエストもサラッと侵入するのかとおもいきや、意外にも後ろ足を収納ケースの上に乗せられず苦戦しています。ぷりぷりと少し情けないおしりがかわいくてクスッと笑ってしまいますね。それを察したバディはいったん戻り、高い声でクンクンと鳴くティエストを励ますようにワンワンと吠えながら、その大きな体を支えてあげます。

2匹のハスキー

バディ「ちゃんと支えるから!」

 ティエストはバディに支えられている安心感からか、さっきより簡単にひょいと障害物を乗り越えることができました。そうして2匹は仲良くキッチンへの侵入に成功したのでした。

 コメント欄には、「見事なチームワークで脱出する姿が最高」や「バディはまるで海兵隊のよう。仲間を残して行ったりはしない」などの声が寄せられました。2匹の確かな友情が感じられる脱走劇でした。