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「two」という単語に「w」が入っていることがどうしても納得できない男の子。一生懸命な姿をとらえた動画がYouTubeに投稿されています。記事執筆時点で動画の再生数は8万回を超え、男の子へのエールが数多く寄せられています。
撮影されたのは米オアーカンソー州の都市ブラック・ロックにあるお宅。ここに住む当時6歳のイライジャくんは、この日「two」という単語のつづりを練習していました。

イライジャくんは「to」「too」「two」の違いを理解することが特に苦手で、「two」を書くときに「w」を入れなければならないことにとてもイライラしていました。一生懸命頑張りながら涙を流して、撮影していたママに抗議します。
いらだつ中で、ついには「twoという単語を変えるように、英語を作った人に電話をしたい」「ママからtwoという単語を変えるよう、お願いしてほしい」と言い始めました。「英語を作った人に電話をする」なんて、大人には思いつかない発想ですね。納得いかないことにとことん向き合う姿勢からも、イライジャくんの賢さを感じます。
実はこの動画が撮影されたのは2021年のこと。その後イライジャくんは、文字の読み書きに限定した困難がある「ディスレクシア」であることが分かったそうで、あの涙も納得というもの。当時の精一杯の努力が伝わってきます。その後適切なツールを使い、現在はスペルにもさほど苦労をしないように取り組めているとのこと。ちなみにイライジャくんは、数学で並外れた才能を発揮しているそうですよ。
動画には「彼の心に祝福を」「クラスで一番賢い子がここにいる」「意味のないスペルはたくさんありますね。彼の悔しさが分かります」などのあたたかい声とともに「あなたの意見に同意します! 英語はとにかく“変”です」「多くのアメリカ人が同感」「彼の気持ちがわかる」といった、共感の声も多数寄せられています。
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