英国のテーラー(洋服の仕立て屋)が、TikTokに投稿したジョージ王朝期の上流階級の紳士の身支度する様子を再現した動画が40万件以上のいいねを集める人気となっています。

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19世紀初頭のファッション

19世紀初頭の紳士の身支度の様子

 動画を投稿したザック・ピンセントさんは、ジョージアン様式で彩られた部屋の中で、パジャマにガウンを羽織った姿で登場します。身に付けている当時のスタイルのパジャマは、裾がひざ下まであり襟元にはフリルが付いていて、まるでワンピースのようにも見えます。

19世紀初頭のファッション

ひざ下までのタイトなズボン

 早速、パジャマを脱いで着替え始めたザックさんは、胸元にフリルのある大きな襟のついた白いシャツを着て、白いタイツをはき始めました。さらにサスペンダーのついたひざ下までのピッタリとしたズボンをはくと、すでにジョージ王朝時代の雰囲気が感じられます。

19世紀初頭のファッション

白いシャツがなんだかかわいい

 さらに黄色のウエストコート(ベスト)を着用して、後ろの裾がひざ下まであるテールコート(上着)を羽織ると、まるで昔へとタイムスリップしたみたいに……。ザックさんの完璧とも言える衣装は、全て自分で仕立てたものだそうです。

 

19世紀初頭のファッション

テールコートを羽織り、気分はジョージ王朝時代

 ザックさんは、歴史的な衣服を再現するテーラーとして活動しており、TikTokでは、上流階級の紳士の身支度の再現や1810年代のナポレオン帝政時代のファッションを見られます。

画像は動画から