コストをギリギリまで削減した「限界節約カツ丼」を作ってみたという動画が、YouTubeで再生数100万回以上を記録するほど話題になっています。
動画を投稿したのは、登録者数61万人を超えるYouTubeチャンネル「ラムダ技術部(@lambdatech)」です。ガッツリ飯の代表格として、国民的に愛されている「カツ丼」を、できる限りコストを抑えて作ってみたらどうなるのかを検証しています。
限界まで節約するために、まずは容器の形に注目。底を絞った形状の容器なら見栄えを保ったまま白米の量を減らせるとして、粘土を使ってオリジナルの食器を焼き上げるところからスタートします。

器の用意ができたら、次はカツ丼の料理パートへ。比較のために一般的なカツ丼も用意しつつ、限界まで節約したカツ丼を作っていきます。
カツ用の豚肉は、薄くて小さな肉をマッサージガンで伸ばして面積を広くし、つまようじを刺して揚げることで立体感を演出。昨今値段が高騰している卵の使用は半個にとどめ、絹ごし豆腐を足してかさ増しするという無駄に洗練された節約術を披露しています。



味だけでなく食感でも大事な役割を果たす玉ねぎも最小限の量に抑え、具材の準備ができました。徹底的にコストカットした具材を煮込み、いよいよ盛り付けパートへ。
オリジナル食器に白米を盛りつけて中央にカツを載せて、その周りに疑似卵と玉ねぎを敷き、少ない具材でもたくさん入っているように見せています。具が足りなくて米が見えてしまっても、三つ葉を載せてカモフラージュすれば問題ありません。

ついに完成した「限界節約カツ丼」は、見た目だけなら正規のカツ丼にも引けを取らないボリューム感。節約した容量はなんと65%にもなるそうです。
動画のコメント欄には、「限界節約のために専用土器作ったり、安全面の考慮のために食品衛生学ぶの予想外すぎて良かったw」「採算度外視の節約料理で企業努力を表現するの細やかな抵抗感溢れてて好き」「普通に料理の才能もあるのすげぇ」など、賞賛のコメントが集まっていました。
YouTubeチャンネル「ラムダ技術部(@lambdatech)」ではこの他にも、「フリーWi-Fiのセキュリティに関する検証」や「花火を撮影した動画から居場所を特定する」など、個性的な観点で検証やチャレンジを行う動画を投稿しています。
動画提供:ラムダ技術部(@lambdatech)
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