金庫から古い株券が大量に見つかったという写真が、Twitterで約3万5000件のいいねを集めるほど話題になっています。もうただの紙切れだけど、歴史を物語る貴重な資料ですね。

金庫自体もなかなか歴史がありそう
当時の「五百圓」って、今だといくら……?

 写真を投稿したのは、大正時代から続く京都の扇子屋「大西常商店」の女将・大西里枝(@RieOhnishi)さん。お店にある年季の入った金庫を開けてみたところ、昭和期の古い株券が大量に出てきました。

 見つかったのは、日産自動車の創始者が社長を務めた満洲国の企業「満洲重工業開発」や、日本最古の映画会社「日活株式会社」など、6社の株券です。今となっては証券としての価値はなく、また古物としての値打ちもあまり高くはないようですが、歴史の流れを今に伝える貴重な資料です。

 この投稿には、「浪漫ですね、ワクワクします」「すごい!額に入れて飾りたい!」などの声が寄せられていました。

画像提供:大西里枝 扇子屋若女将(@RieOhnishi)さん