ベルリン発祥のソーセージ料理。
カリーヴルストを食べ歩く
カリーヴルストを食べて思うのは「カレー味がそんなにしない」ということだ。カレーではなくカリーです、という話ではなく、ケチャップの海にソーセージがいるからなのか、そんなにはカレーの味がしないのだ。


意外にクレジットカードを使えないお店が多かった印象だ。現金をほぼ持っていなかったので、レストランと比べれば安いのだけれど、足りるかな、とドキドキしながら食べていた。ドキドキしながらも食べるのはおいしいからだ。

どの時間に行っても、ベルリンの方々は「カリーヴルスト」を食べていた。カリーはカレーで、ヴルストを豚のソーセージということだ。腸詰と腸詰ではない皮なしを選ぶことができるお店もある。幸せな舌を持つ私はどちらもおいしく食べた。


先の「カリー36」は旧西ベルリンを代表するお店で、「コノプケ」は旧東ベルリンを代表するカリーヴルストのお店だ。そうガイドブックに書いてあった。あまりガイドブックにあるお店は行かないのだけれど、東西を並べられると行きたくて訪れた。

変わらずおいしい。本当のことを書くと、お店の違いによる味の違いはそんなには分からない。どこもおいしいのだ。もはやどこでもいいほどにおいしい。ケチャップ味なのだ。ドイツの方々がよく食べる理由が分かるし、どのお店でもハズレはない。

家で作れるよね
たらふくカリーヴルストを食べて日本に帰ってきた。私の家の近くにはカリーヴルストを出すお店はない。最寄り駅に行くと「箱根そば」はあったけれど、ベルリンのようにカリーヴルストを出すお店はなかった。

先にも書いたようにカリーヴルストは説明しやすい料理なのだ。つまり作りやすくもある。ソーセージを焼いて、ケチャップをかけて、カレー粉的なのをふりかければいい。作れるのだ。



ケチャップに悩んだ。結果「ハインツ」にした。オランダで作られているケチャップだ。カリーヴルストはドイツだし、ヨーロップのケチャップがいいと思ったのだ。ちなみにケチャップの量産化に最初に成功したのもハインツだ。1876年のことだった。



自作のカリーヴルストを食べてみる。正直に書くと、ベルリンで食べたカリーヴルストよりおいしい。カレーの味がキチンとするのだ。それでいてソーセージの味を損なっていない。ベルリンでお店を開いたら天下取れるで! くらいにおいしい。



カレーパウダーではなく、「赤缶カレー粉」を振りかけると、さらに深みが出ておいしかった。カレーの味と深みが感じられてめちゃくちゃおいしいのだ。カリーヴルストは日本で食べるに限る、と言ってもいいかもしれない。

カリーヴルストはジャパンでも
ドイツで食べておいしいと思い、自分で作るとさらにおいしかった。これ、ソーセージにこだわれば、さらなる高みを目指せると思う。それくらいに自分で作ったカリーヴルストがおいしいのだ。お店を開こうかな、と本気で考えるレベルで。そもそもカリーヴルストがおいしいので、容易に高みを目指せるのだ。

参考文献
- 「地球の歩き方ドイツ2021-2022」地球の歩き方編集室 学研プラス 2021
- 「たべもの起源事典 世界編」岡田哲 筑摩書房 2014