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日本小児科学会は、公式サイトで「子どもの予防可能な傷害と対策」改訂版を公開しました。イラスト入りで分かりやすい。

「子どもの予防可能な傷害と対策」は、「転倒」「やけど」など18項目で事故の特徴とそれぞれの予防対策をまとめたもの。保護者用と小児医療者用があり、保護者用では、応急処置のやり方や事故を予防するポイントを、イラストを交えて紹介しています。
猛暑が続く時期にチェックしたいのは、「熱中症」の項目。予防のため小まめに日陰や屋内で休憩すること、応急処置では首など太い血管のあるところを冷やすことなどを推奨しています。

海やプールで水遊びをする機会も増える夏休み。「水遊びと安全」の項目では、溺れてしまった場合の応急処置を詳しく説明しています。反応がなければすぐに救急車を呼んで胸骨圧迫を開始し、反応がある場合は着替えなどで保温します。また、「大丈夫そうに見えても救急外来を受診した方が良い」としています。

いざというときの処置にも、普段の安全管理にも活用できそうな資料。目を通し、ブックマークや印刷をしておくと役に立ちそうです。
画像提供:日本小児科学会(公式サイト)
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