亡くなった飼い主さんの写真を見て悲しみの声をあげるワンコの姿がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は3万2000回を超えています。
撮影場所は米ウィスコンシン州の都市フォン・デュ・ラクのお宅。投稿者さんの娘である36歳のホープさんは、長年病気を患っていました。闘病中である3年前のある日、投稿者さんはホープさんが手術のため入院している間に、ボストンテリアの里親募集サイトからワンコを迎えることを決意。ホープさんにそのことを伝えると、ホープさんは元気を取り戻し、「ステラという名前にしよう」と言ったそうです。

「ステラ」と一緒に「トリュフ」という名前のボストンテリアも迎え、にぎやかになった一家。2匹はいつもホープさんのベッドのそばにいて、ホープさんの体調不良にいち早く気付いてくれていたそうです。
しかし、ホープさんの病気は悪くなるばかりで、多くの健康問題に悩まされる日々が続きます。ホープさんは二度の足の骨折を経て、切断を余儀なくされる前に、治療を辞めることを決断。ホープさん自身、「もう回復することはない」という思いがあったのです。
そしてホープさんは家に帰り、ステラちゃんとトリュフちゃんを含む家族たちとかけがえのない2週間を過ごし旅立ちました。
ホープさんが亡くなったあと、想像を絶する哀傷でひどく心を痛めていたという投稿者さん。6カ月後のある日、心の傷がまだ癒えない中、投稿者さんがお姉さんと電話をしていたときのことでした。
ふと見ると、ステラちゃんが投稿者さんの枕の上に体を乗せて、そばにあるホープさんの写真に顔を寄せていたのだとか。そして、胸が締め付けられるような悲痛な声で鳴いていたというのです。
聞いているだけで身を切られるような、かすれた声で鳴くステラちゃん。瞳は悲嘆に暮れるように沈んでいて、ステラちゃんの深い悲しみと嘆きが伝わってきます。その後、1分間ほど鳴き続けたステラちゃんを、投稿者さんは強く抱きしめたそうです。
コメント欄には「胸が張り裂けそう」「ホープさんに会いたがっているんだね」「娘さんを亡くした痛みはよく分かるから……涙が出そうになったけれど、優しい気持ちになったよ」といった声が寄せられています。
ぽっかり空いてしまったステラちゃんの心の穴をふさぐことは、誰にもできないかもしれません。それでもいつか、ステラちゃんの心が少しでも癒えることを切に祈るばかりです。
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