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消費者庁は8月24日、Webサイトで低額な料金を表示しているのに、実際は高額な料金を請求するトイレの詰まり修理業者について事業者名を挙げて注意喚起しました。

対象となっているのは、「水の関東 24」というWebサイトを運営するRS設備(東京都台東区)と称する事業者。2022年夏以降、Webサイトの「水漏れ・つまり修理 関東最安値 220 円(税込)〜」などの表示を見た消費者が、修理を依頼したところ、追加工事が必要などと言われ、高額な料金を請求されたといった相談が、各地の消費生活センターなどに数多く寄せられているとしています。

消費者庁とさいたま市の調査で、消費者の自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある行為(虚偽・誇大な広告・表示)を確認したため、注意を呼び掛けたとしています。
同事業者はWebサイトで「水漏れ・つまり修理 関東最安値 220 円(税込)〜」「明確な金額を提示!追加料金一切なし!」など表示。作業員は当初、数千円から数万円程度の比較的低額な料金を示して作業を進めますが、「排水管の奥が詰まっているかもしれない」などと、当初の作業ではトイレの詰まりは解消できないとして、数万円から十数万円の追加工事が必要だと説明するといいます。
消費者は、既に修理作業が行われており、ここで作業をやめられても困るなどと考え、追加工事を承認し、最終的には一般的な修理料金よりも数倍高額な料金を請求されることに。


消費者庁は「ウェブサイトに表示された低額な料金をうのみにせず、依頼する前に、作業内容や料金を確認しましょう」「作業内容や請求された料金に納得できないときは、その場で料金を支払うことに慎重になりましょう」などアドバイスし、困ったときは自治体の消費生活センターなどに相談するよう案内しています。
なお「水の関東 24」のWebサイトは現在、「お探しのページが見つかりませんでした」と表示される状態となっています。
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