バスケットボール日本代表・渡邊雄太選手が9月6日に公式X(Twitter)を更新。ワールドカップ出場前に「このチームでパリ五輪に行けなかった場合、僕は今回で代表活動は最後にしようと思います」と発言したことへの真意をつづり、反響を呼んでいます。

渡邊選手いわく「言う必要もない事をあえて公言」したのは、「今まで自分が崖っぷちに立たされた時こそ結果を出せてきたので」と覚悟を決めてW杯に挑んだことを説明。「自分がまだ大学2年生だった時のOQT(オリンピック予選)が初めての世界大会で結果はボロ負けの2連敗。そこから2019年WC5連敗。2021年五輪3連敗。世界では一度も勝てずに10連敗という情けない結果でした」と過去の国際試合では結果が出せなかったことが心にあったといいます。
「勝てば日本バスケは前進できる。でももしまた負けてしまったらこれから先永遠に同じことを繰り返すだけなんじゃと思い、僕が代表を退き若い世代中心のチーム作りをなるべく早くする事が長いスパンで考えたときに日本バスケにとってはベストなのではと思いました」と渡邊選手が見据えていたのは日本バスケ界の未来。「他国で世代交代を失敗した例もありますし、勝てない自分がその元凶になってしまっては絶対にだめだと」と苦悩していたことを明かしました。

渡邊選手は「あの発言でチームメイトを始め、ファンの方々も僕を引退させたくないと思ってくれたのが何より嬉しかったです。みんなに助けられてやっと世界を相手に勝つ事の喜びを味わえました」とチームメイトへの感謝を伝え、「パリ行くぞーーーーーー!!!!!! 応援ありがとうございました」とファンにメッセージを送りました。
渡邊選手は大会期間中だった8月28日にも、公式X(Twitter)で自身の足のことについて「もう休んで」「来シーズンに集中して」と言われることへ「アンゴラ戦やドイツ戦で痛めたとこはちゃんと検査して、重傷ではないのを確認して出場してます」と反論。「本当にだめな時は出ないですし、僕が出ると言ってもトレーナー陣やチームドクターからストップがかかるので」と心配無用を強調していました。
なおパリ五輪出場を決めた9月2日には、自身の“代表引退発言”を投稿したバスケットボール日本代表公式アカウントをリポストし「こんな大口たたいといて実はめちゃくちゃ不安でした」と本音を吐露。「みんなに本当に助けられた。死ぬまで代表でいつづけます。今後も応援お願いします!!!」とこれまでも自身の想いを都度投稿していました。
渡邊選手のまっすぐな思いに「引退発言で自分を追い込み、自らを奮い立たせ、最後まであきらめず自力で五輪出場を決める。結果で見せるその姿に感激しました」「人が人を想うって素敵ですよね」「不退転の覚悟、と言うのはありますよね。見事でした。引き続き日本代表を宜しくお願い致します!」と共感の声が続々と寄せられています。
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