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8月31日に東京都渋谷区の「代々木」で何が行われていたか調べようと、Google検索に「8/31 代々木」と入力したら、思いもよらぬ検索結果が表示された――。そんな投稿がX(Twitter)で注目を集めています。こんなことあるんだ……。

Googleに「8/31 代々木」と入力すると……(画像はGoogle検索結果から)
投稿主のこむ(@kommm)さんが入力した検索ワードは、その地域で開催されるイベントなどを調べるのに便利な形式。例えば、「8/31 新宿」と入れた場合は、新宿にあるライブハウスや施設のイベントスケジュールが表示されます。ただ、日付の「31」に反応してか、サーティーワンアイスクリームの店舗情報まで出てきてしまいます。

Googleに「8/31 新宿」と入力した結果。当日行われたイベントや「サーティワン」の店舗情報などが表示される
ところが、「代々木」で同様に検索した場合、Googleは日付を分数、「代」「々」「木」の3文字を“x”や“y”のような変数として扱ってしまう模様。結果的に学習サポート機能が発動し、検索ワード全体を数式「31分の8×代々木」と捉え、さらに「8々代木/31」と簡約化して、検索結果のトップに表示してしまいます。

この現象は「ナニコレwww」「今年一番笑った」「Googleさんの頭柔軟すぎ」「試したら本当にそうなった」と話題に。同じ「々」を含む地名「多々良」(たたら、群馬県館林市など)や「野々市」(ののいち、石川県野々市市)でも同様に処理されたとの報告もあり、そこから「繰り返し記号の『々』が数学記号扱いされているのでは?」といった仮説も生まれています。
そこで、編集部でもいろいろ試したところ、8/31などの「割り算の式(かけ算でも可)」と、「半角スペース(全角の場合は通常の検索結果が出る)」、「『々』を含む文字列」を並べて検索すると、Googleが検索ワード全体を数式として処理するケースがみられるようです。ただ、「等々力」(とどろき、東京都世田谷区)は数式扱いされても、 「酒々井」(しすい、千葉県酒々井町)では数式にならないなど、結果にはバラつきも確認できます。

また、「8/31 代々代々々々々木々々木」と、架空の町をでっち上げても式が成立したケースもありました。この場合、Googleは「代」「々」「木」の指数を整理して「8々7代2木2/31」と解いてくれます。

9月11日現在でも、この現象は再現可能ですが、いずれ修正されるかもしれないので、遊んでみたい方はお早めに。
記事協力:こむ(@kommm)さん
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