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西武新宿駅で11月1日から、翻訳対応ディスプレイ「VoiceBiz UCDisplay」が正式に導入されます。窓口での会話をリアルタイムで翻訳し、字幕として表示することで、コミュニケーションを補助してくれます。


ディスプレイは正面口の特急券売場横「外国のお客さまご案内窓口」で、7時から20時まで稼働。駅員と利用客は透明なディスプレイ越しに会話し、双方に表示される訳文で内容を確認しつつやりとりできます。
翻訳には国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発したエンジンを採用。英語、韓国語、中国語(簡体字)、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、ポルトガル語、ミャンマー語、スペイン語、フランス語、フィリピン語、日本語の12言語に対応します。
このシステムは7月10日から同駅で実施した実証実験で、訪日外国人観光客と駅係員が表情を見ながらスムーズに会話でき、質問に対しより詳細な説明ができたことから、今回の本導入に至ったとのこと。アップデートにより、「ムーミンバレーパーク」など西武鉄道特有の単語に対応したり、会話時のボタン操作が不要になったりと、実証実験時から利便性を向上しています。
(C)TOPPAN Inc.
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