小学生が拾ってきた「かっこいいやつ」の正体とは……？　無邪気に見せてきたデリケートな物体に大人ざわつく

　顔見知りの小学生が「かっこいいやつ拾った!!!!」と、ある特殊な物体を見せてきた――。あどけないようで、ほんのり不安げなエピソードがX（Twitter）で話題です。それ、「境界」を示す大事なやつ……！

渡されたらドキッとしちゃうやつ

　投稿主は、岐阜県関市にある曹洞宗の寺院、「千手院」で住職を務める洗手院（@senjuin1010）さん。くだんの物体は、朝の散歩中に小学生男子に手渡されたものだそうです。

　その正体は、土地の境界を示す「境界標」。地権者の権利を表す大事な標識なのですが、何かの弾みか経年劣化か、なにかしらの事情で外れてしまったものとみられます。

洗手院さん自身も、6月に外れた境界標を道端で発見。まれによくある事案のようです

　洗手院さんは地権者に返そうと、小学生の情報をもとに現地を探索したり役所に連絡したりと奔走。最終的には関市に無事引き取ってもらうことができました。Xでは安心する声とともに、「宝物のように映るだろうな」「バリア展開できそう」など、拾った小学生の気持ちを想像する人がみられます。

画像提供：洗手院（@senjuin1010）さん