自転車のタイヤを“スニーカー6足”に → ある意味案の定な結果に　走りはするものの……

　少し前にインターネット上で話題になった投稿や動画を振り返って紹介する企画「昔のインターネット発掘！」。今回は2019年にYouTubeへ投稿された動画「本当にユニークな靴の自転車」を紹介します。

自転車のタイヤをスニーカー6足に改造

　動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「The Q（エピックサイクリング）」。自転車のタイヤをスニーカー6足に改造する様子が収められています。

　街中を自転車で走る男性。途中公園の木のところに自転車を置き、ワイヤーロックをかけてその場を離れました。ところが、戻ってくると赤と青の柄のスニーカーが6足置いてあり、それを拾って自転車のあるところに戻ると……、なんと自転車のタイヤが前後とも盗まれているではありませんか！　男性はショックで思わず拾った靴を落としてしまいます。……と、動画はそんな設定から始まります。

　そこで男性は何かを思いつき、作業を始めます。まず木型を作って靴が収まる大きさの部品を6個作っていきます。次に3Dプリンタでホイールを作成。それを部品にくっつけ、タイヤのような物を作っていきます。

　金属部分が完成すると、あとは靴を入れて固定するだけ。固定するために発泡スチロールを靴に詰めて固定できるようにしたら、スニーカーを使ったタイヤの完成です。実際に道で自転車を走らせると、きちんと走りました！　ただし、平坦な道なのに、でこぼこ道を走っているように振動しており、お尻が痛そう！

　動画は公開から約4年間で累計3200万回以上再生され、約17万件の“いいね”を獲得しました。コメント欄には「おお、これはいい」「素晴らしいアイデアだ」「とても独創的で、大好き！」など称賛の声のほか、「今までで一番不快な乗り物に違いない（笑）」といった乗り心地を想像する声も寄せられています。

画像出典：YouTubeチャンネル「The Q（エピックサイクリング）」