ドレミの歌に合わせて「洋裁あるある」を紹介する動画が、YouTubeで人気を集めています。投稿は記事執筆時点で4万5000回再生を突破、「分かりすぎます」「共感するしかない」といった共感の声が殺到しています。
出だしから共感しかない……!
投稿者はお裁縫が苦手だった米在住のママ・まちこさん。娘さんの幼稚園グッズ作りをきっかけにミシンを購入し、独学で洋裁を練習、今では服や雑貨など、さまざまなグッズを自己流で作れるようになったそうです。そんなまちこさんが紹介するのは、ドレミの歌に合わせた「洋裁あるある」です。
ドレミの【ド】は「どっから下糸なかったの?」の【ド】。ミシンを使う時は糸の一部を分けて下糸として使うのですが、目測を誤ると下糸だけが先になくなってしまう事態に。気持ちよく縫い終わったつもりだったのに途中から縫えていないことに気付き、脱力してしまう姿を紹介しています。


【レ】は「レジロン暴れるぅ」の【レ】。レジロンというのはニット生地などに使用する伸縮性のある糸のことで、取り扱いが難しいのです。

【ミ】は「耳まで入れたらギリ用尺いける……わね」の【ミ】。洋服を作るときに必要な生地の量を用尺というのですが、生地に余裕がないため、端にある“耳”まで使ってしまおうというあるあるです。

【ファ】は「ファスナーなのね?」の【ファ】。気に入ったデザインがファスナーを使うことに気付き、「違うパターン(型紙)見つけよ」とシュンとしてしまう光景です。

【ソ】は「袖付け難しいわ〜」という心の叫び。洋裁をしていると人体の構造の複雑さに気付かされるのですが、難関ポイントの1つが袖付け。かんでる(布の一部が食い込んでいる)ことに気付いたときのショックは大きいです。

【ラ】は「ラスト10分!?」。お迎えまでの時間が残り10分と気付いたとき、キリの良いところまで進めておきたい一心で、母はミシンを高速に切り替えます。

【シ】は「芯貼りって暇ね〜」。布に張りをもたせたいときや型くずれを防ぎたいときは樹脂を吹き付けた“接着芯”をアイロンで貼り付けるのですが、待ち時間が意外と暇なもの。渋い表情でアイロンを持つ姿が、ある日の自分を見ているようです。

「全部共感」「ベテランの人でも私と同じ事してると思うと……」
コメント欄には「全部共感」「分かり過ぎてつらい」「下糸なくなったの気付かずを今日やらかしました」といった共感の声が続々。「こんなに服作りベテランの人でも私と同じ事してると思うと逆に嬉しくなっちゃう」「皆んな同じ事思ってるんだ」「何度も自分に向いてないのかなー辞めちゃおうか思ってる時にこの動画とコメント見た! 頑張れそうな気がするわ」と、励まされた人の声も寄せられています。
洋裁を楽しんでいるまちこさんのYouTubeチャンネル「手づくりな毎日 はりやまのまちこ」、Instagram(@machiko_hariyama)では、数々の作品を公開。別の日の投稿では、服作りを始めたきっかけや、ハロウィーン前の生地屋さんの様子、端切れを活用してルームシューズを作る過程などを見ることができます。
画像提供:YouTubeチャンネル「手づくりな毎日 はりやまのまちこ」




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