女性が一人で家を建てる壮大なDIY動画がYouTubeで話題です。動画は前後編合わせて、145万再生を突破しています(記事執筆時点)。完成した立派な家に感動です!

まさかの場所に“家”!?
投稿者は、YouTubeチャンネル「tetu channel」のゆみごんさん。2016年に発生した熊本地震で被災し、長期間の車中泊を経験して以降、同チャンネルで車中泊やDIYの魅力を発信しています。
話題となっているのは、自身が保有する軽トラックの荷台に安くて軽くて頑丈かつ、一人で着脱可能な重量50キロ以内の“家”を建てるDIY動画。断熱材や木材などを使用して、キャンピングシェル(自動車やトラックの車台に取り付けた居住スペース)「ゆきかぜ」号を完成させていきます。
※道路交通法に基づき制作しています。また軽トラックのDIYは、程度によっては改造車と認定され、8ナンバー(特種用途自動車に与えられるナンバープレート)の登録が必要になる場合があります


まずはベニヤ板と断熱材を用意し、幌(風雨や砂ぼこりなどを防ぐために車両などを覆う防水布)の骨組みに合ったサイズへ切断。これらを使用し、ドアや窓、入口を補強していきます。
一人で試行錯誤を重ねながら……
次にシェルに取り付ける換気扇を用意。不要なタッパーなどを用いて取り付けを行った後、最終補強に入ります。一人で着脱できるよう、シェルの重量は50キロが目標。軽量化を目指して試行錯誤をしながら補強を施していきます。



その後は発泡ウレタンで隙間を埋める作業や、でこぼこになっている箇所を削るなど細部を調整し、成形が完了。さらにFRP(繊維強化プラスチック/樹脂と繊維を組み合わせて強度を向上させた素材)で剛性と軽量化を図ります。
続いて窓の装着や防水施工、内装作業へ。シェル内を広く使う工夫や、気温マイナス9度でも車中泊が可能かどうか実用性を検証する試みも紹介されています。


内装完成後は安全確認のための“一酸化炭素チェッカー”や“二酸化炭素チェッカー”などを設置。最後に窓の構築や仕上げ作業を施し、最終テストを行います。
完成した立派な“家”に称賛続々!
無事、防水性を確認し、ついに完成! 動画では完成したキャンピングシェルのさまざまな活用方法も紹介されています。一人でこの作業をやり遂げた技術や知識、情熱がすごい……!


コメント欄には「尊敬します」「見ていて楽しいです。DIYの原点ですね」「よく考えると短期間でたくさんやってるからスゴイ」など、国内外から称賛の声が続々。「山に小屋とか作れそうですね」「次はキャンプ場にコテージ作ろう!」と、今後のDIYに期待する声も寄せられています。
同チャンネルでは車中泊やDIYの他にも、釣りや商品レビューの動画を公開。Instagramアカウント(@tetu_channel)とX(Twitter)アカウント(@tetu_deen)では、購入した古屋付きキャンプ場の様子も見られます。
画像提供:YouTubeチャンネル「tetu channel」


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