猫が雪を嫌いな理由や注意点を解説します。
猫が雪で遊ぶ際のリスク

画像:ペトコト編集部
猫が雪で遊ぶと、霜焼け・凍傷になる恐れがあります。
霜焼け・凍傷の恐れ
猫は寒さに強くないため、雪の中に長時間いると霜焼けや凍傷になる恐れがあります。
「霜焼け」「凍傷」とは寒さにより血行が悪くなり炎症を起こすことをいいます。寒さに弱いといっても、若く健康な成猫であれば多少の雪の中を歩いたからといって霜焼けになることはあまりありません。
しかし子猫や老猫などの体力がない子は要注意です。雪が積もっただけではなく、みぞれや雨などが混じることによってシャーベット状の雪の中を歩かざるを得ないときなどは、凍傷になってしまう恐れはあるでしょう。
霜焼け・凍傷の症状
猫の霜焼けの症状は人間の症状と似ています。赤く化膿したり水ぶくれができたりし、痛痒いです。
雪に直接触れる足や肉球だけではなく、耳や尻尾の先などは血行が悪い場所なので、凍傷になりやすいでしょう。
完全室内飼育をしていれば、どんなに悪天候だろうと凍傷になることはありませんが、外に出している場合は、猫の様子に気を付けましょう。
もし凍傷になったら炎症が化膿して重症化することもありますので、早急に動物病院へ連れて行きましょう。
猫は雪などの寒さに強い猫種もいる

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寒さが苦手だと思われがちな猫ですが、なかには寒さに強い猫種もいます。
「メインクーン」や「ノルウェージャンフォレストキャット」などの猫種は、長くボリュームのある被毛やふわふわなアンダーコートを持つため断熱効果があります。
また、防水性のある被毛を持っていることから中には水を好む子もいるようです。
家の中で猫と雪見にしましょう
世の中には寒さに強い猫や雪が好きな猫もいますが、長時間、雪の中で過ごすことは決して猫にとっては良いことではありません。
病気や事故のリスク、虐待される危険があることからも、猫は完全室内飼育が推奨されています。猫は安全で温かいおうちの中からの雪見がおすすめです。
参考文献
- 『猫種大図鑑』著者:ブルース・フォーグル/監修:小暮規夫
- Wiley Online Library『Functional anatomy of the footpad vasculature of dogs: scanning electron microscopy of vascular corrosion casts』
- Scientific Research /Open Journal of Veterinary Medicine 『Comparative Anatomy of the Vasculature of the Dog (Canis familiaris) and Domestic Cat (Felis catus) Paw Pad』
著者:ペトコト編集部

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