「もう花が置けない……」というお悩みを解消! スペースを確保し、花を生き生きと育てるための入れ替えや切り戻しの解説がYouTubeチャンネル「Tomsの休日の園芸チャンネル+」に投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は2万6000回を超え、感謝と共感の声が寄せられています。切り花も良いですね。

置き場所問題の解決へ!
投稿者は園芸初心者さんに向けて基礎やちょっとした裏技を中心に発信しているToms(@toms471)さん。今回は限られたスペースでも園芸を楽しむための“置き場所問題”の解決策を紹介してくれました。
Tomsさんの庭には美しいお花が咲いていますが、ところどころパッカーンと開いた空間ができてしまっています。この状態でも良いといえば良いのですが、スペースを有効活用し春の花々を植えるため、ダウンサイズを決行することに。


ポットの中身を土ごと入れ替えてダウンサイズ
まずは株元からバッサリとカットし、切り花タイプにしていきます。切り花は水に生けて楽しみ、鉢植えにある土は入れ替えへ。ペチュニアのラズベリーチーズは実験的にそのまま冬越ししていましたが、日陰で十分に回復しなかったため、一度ダウンサイズすることにしました。健全な部分は残し、根腐れした部分は処分します。




土を再利用する場合は、ウイルス対策として感染しにくい異なる種類の植物に使うのがベターです。土は天日干しや熱湯消毒し、再生利用するのは秋からとなります。同様に他の鉢植えも生きている部分を残してダウンサイズしていきます。

適切な切り戻しも欠かせない
続いては切り戻しをしていきます。6号の鉢に植えているアリッサムは下の方が元気がないので、縁に沿って切り、花もカットして小さくしていきます。花は引っ張ってカットし、一面緑色になるように。この切り戻しをしないとアリッサムは伸び続ける一方なんだとか。株元の掃除をしたあとは土を足し、追肥を行って、新芽が芽吹くまで日陰で養生させます。



最後はプチホイップの切り戻し。きれいにお花が咲いていますが、さらに大きく満開させるため一度小さくします。これは縁に沿って切ると完全にリセットしてしまうので花の部分だけカット。


狭いお庭でも美しい花を楽しんで
狭い庭でも上手にダウンサイズすれば、新しい苗を植える余地ができますね。コメント欄には「Tomさんの動画を見て、やらねば! と思い腰を上げあげ、種取りをしないパンジービオラはさよならしてきました」「そろそろ、ビオラを片付けなければ、と思っていました。ジャストタイミングです。助かります」「ビオラ、花束にすると綺麗ですね!」といった感謝と共感の声が寄せられています。
庭にもう置けないとなっても諦めず、切り戻しや入れ替えなどでダウンサイズをすれば、まだまだたくさんの植物が楽しめそうです! Tomsさんはこの他にも園芸がもっと楽しくなるさまざまなアドバイスやチップスをYouTubeチャンネル「Tomsの休日の園芸チャンネル+」で公開中。Instagramアカウント(@toms471)も運用しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「Tomsの休日の園芸チャンネル+」


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