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築152年の古民家へ越してきた東京生まれの一家。DIYで復活させていく様子の総集編がYouTubeチャンネル「古民家きみ子」に投稿されました。記事執筆時点でこの動画の再生数は110万回を突破し、高評価は4600件を越えています。どんどん住みやすくなってすごい。
生まれも育ちも東京の家族が築152年の古民家に
投稿者はきみ子さん。夫のハム太さん、2人の子どもたち、そして愛犬のダイチくんと高知県にある築152年の古民家へ移り住み、自分たちの手で改修していく様子をYouTubeチャンネルで公開しています。以前にはジャングル化した水路を掃除して現れた驚きの光景が話題になりました(関連記事)。今回は2年が経過した古民家DIY総集編です。
手探り状態で始まった古民家リノベーション
最初は最低限生活できるくらいに掃除はしたものの、電気未開通のまま2週間を過ごし、窓はビニール、洗濯物は脚立に干すという状態で、家の半分は床も壁もありませんでした。そこからまずは床を作り、廃材を組み合わせて廊下にして家の中を歩けるようにしていったのです。これが2年前の春のこと。



夏には庭の整備や外壁改修、雨落ちの排水路をDIY
夏には庭の整備や外壁の修繕に取りかかります。趣あるぬれ縁は残すため、きれいに拭いて蜜ろうを塗ります。腐った木材を削って枠を作成し雨戸も設置。庭掃除も着々と進めていきます。散らばっている廃材はまきとして再利用。池の周りに密生していた雑草も取り除き、岩垣を作りコンクリートを流し込みまき置き場にします。

散らばっていたタイルは処分費用が高価なため、こちらも再利用することに決定。割れた瓦は一箇所に集め、形が残っているものは水路にします。砂利と玉石を敷いて雨落ち排水が完成! 雨が流れていく様子は情趣に富み、見ているだけで落ち着きますね。


秋はウッドデッキや暖炉まで
秋にはウッドデッキの建設をスタート! これも家族で協力しあって作り上げていきます。廃材をひたすら削って完成したウッドデッキは足を伸ばしてくつろげる広さのある味わい深い仕上がりです。


そして冬に備えてまきストーブも導入。2022年は暖冬だったためあまり活躍することはなかったようですが、この先いつ寒くなってもこれで安心ですね。
だんだんと家族でくつろげる場所が増えていき、家もきっとなつかしい雰囲気に喜んでいることでしょう。


ついに温かいお風呂が!
冬には、半年前に断念していたステンレス浴槽の穴開けが完了し、これで10カ月ぶりに温かいお風呂に入れるようになりました。沸かすには、冬は40分、春以降は30分かかるそうです。

玄関も整え、内装も時間をかけて落ち着く空間へと一新しました。きみ子さんとハム太さんだけではなく、夢は工事屋さんという息子のはるのすけくんもとっても頑張りました! なかなかできない貴重な体験がつまった2年だったのではないでしょうか。



「なんか、感動し過ぎて涙が出ちゃった」驚きと称賛の声集まる
コメント欄では「経験という財産を手に入れましたね」「素晴らしいの一言です!」「親にとっても子どもにとってもどんな学校より学べる生きてく力、作業、知恵、根気、失敗、経験。素晴らしい家族ですね」「大工道具が使える子どもさん! 将来が有望、楽しみですね!」など感動の声が多数寄せられています。
廃虚だった古民家はきみ子さんたちの手によってふたたび命が吹き込まれ、終の棲家へと生まれ変わりました。今後さらなる発展をしていく姿が楽しみですね! 詳しい古民家DIYの様子は、YouTubeチャンネル「古民家きみ子」にて数多く配信中です。また、オンラインショップ「古民家きみ子農園」では、古民家の畑で作られた野菜などを販売しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「古民家きみ子」


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