夜店の定番である金魚すくいやスーパーボールすくいで使われる道具「ポイ」を、紙ではなく「オブラート」で作ってみたというユニークな実験動画が、YouTubeで注目を集めています。

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オブラートでスーパーボールはすくえるのか……

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「モノづくり面白いよ」のくらひとさん。ポイ用の紙には破れやすさが異なる4段階のランクがあると知り、最弱の紙より弱いものとしてオブラートで作ったポイを用意して、どれくらいスーパーボールがすくえるのかを検証しました。

オブラート
明らかに弱そうな「オブラートのポイ」。実際どうなる……?

 オブラートはそもそも粉薬を飲みやすいようくるむためのもので、溶けやすい性質を持っています。そんなポイを水に入れたら一瞬でダメになりそうです。

オブラート
金魚すくいにパチスロの設定みたいな仕組みがあるとか、知りたくなかった……
オブラート
最弱を下回る雑魚としてオブラートを用意

 スーパーボールをすくおうと水につけてみると、スーパーボールを包み込むようにオブラートが伸び、ギリギリまで耐えて見せました。あれ、意外といけるのか……?

オブラート
虫取り網のように伸びて耐えるオブラート

 直後、ボールはオブラートを貫通して落ちてしまい、最初の挑戦は失敗に終わりました。しかし、オブラートは紙のようには破れず、穴は再びくっついてふさがる不思議な結果となりました。

オブラート
穴が再接着してふさがった?
オブラート
束ねれば普通にいける

 不思議な現象がおきたオブラートポイに、YouTubeでは「楽しそー」「水に入れる前から向こうが透けて見えるの酷すぎww」「穴あかないのすごい!」「値段と扱いを考えたら的屋の店員が苦労しそうな気がする」といった反応が寄せられていました。

 なお、その後の検証で、オブラートをたくさん重ねれば問題なくスーパーボールをすくえることも分かりました。

 くらひとさんは他にも、珪藻土マットに墨汁を吸わせたり木でクッションを作ったり、ユニークな実験や工作をしています。

動画提供:くらひと(YouTube)さん