驚きの場所でくつろぐ猫ちゃんの後ろ姿がX(Twitter)に投稿されました。記事執筆時点でこの投稿は185万件表示され、獲得した“いいね”は9万7000件を超えています。兄者ー!
石田三成一族の菩提寺で看板猫を勤める彼岸ちゃん
投稿者は妙心寺壽聖院(京都府京都市)の住職・西田英哲(@jusyoin)さん。妙心寺壽聖院は、武将・石田三成が父・正継の菩提寺として創建したお寺です。敷地内には石田三成の遺髪を収めた供養塔があり、そこには一族9人が安らかに眠っています。話題のポストに登場するのは、そんな由緒正しいお寺の看板猫として活躍している「彼岸」ちゃんです。
すっかり落ち着いているその姿はまさに戸愚呂兄弟!
住職の左肩にポスンと乗って、頭に右前足をかけたその後ろ姿は何かを思い出させます。そう、それは漫画『幽遊白書』の戸愚呂兄弟! 戸愚呂兄弟といえば、強烈なインパクトを読者に与え、数々の名ぜりふを残した印象深いキャラクターたち。彼岸ちゃんはまさに戸愚呂兄のようなポジションかつサイズ感だったのです。

住職は左手でしっかりと支えており、後ろ姿からでも安定感があふれています。モフモフとした体で住職の頭にどっしりともたれかかる彼岸ちゃんの様子は、住職への信頼感があらわれているようですね。ちなみに、存在感ある後ろ姿ですが、「本人(猫)の名誉のために言っておくと実際は結構スリムです笑」なのだそうです。
彼岸ちゃんは数年前に保護された猫ちゃん
投稿には「右手が絶妙www」「(素敵な写真を)ア・リ・ガ・ト・ウ・ゴ・ザ・イ・ます!」「100%の可愛さですね。」「私の青春時代のアニメが!! こんな可愛く実写化されてたなんて!!」「可愛い、、、可愛すぎるよ兄さん、、、」といった声が寄せられています。
彼岸ちゃんは2015年に、親猫とはぐれ、大分の修行道場の食事場に迷い込んできた猫ちゃん。生まれてまもない時期で痩せ細り、ケガをして足を引きずっていたところを保護されました。「彼岸」という名前は保護した日が秋のお彼岸の中日だったことから、老師によって名付けられたのだそうです。「迷いのない悟りの世界を意味する大変ありがたい名前である。」と住職はつづっています。





出会ってからもうすぐ9年となる今、住職と彼岸ちゃんの絆は確固たるものとなり、戸愚呂兄弟のような肩車ができるようにもなりました。X(Twitter)アカウント(@jusyoin)では、幸せいっぱいにのびのびと過ごす彼岸ちゃんの姿がたくさん見られますよ。
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