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日本マクドナルドやミスタードーナツなど、老若男女に愛され続ける大手チェーン店の“懐かしの商品”にクローズアップ!――。今回は、ミスドで販売されていた商品です。

老若男女に愛され続けるミスド(画像出典:ミスタードーナツ公式サイト)
1985年12月に発売された商品
今回紹介するのは、1985年12月に発売された「ホームメイドファンシー」。なんと、ホームメイドという名前どおり、自宅で自由にデコレーションをして楽しめるドーナツなのです。

ホームメイドファンシー(画像出典:ミスタードーナツ公式サイト)
実は、ミスドでは1980年代後半〜1990年代初頭に“ファンシー”と名付けた商品群に注力していました。このころ、ミスドは4月には「子どもの日スペシャルファンシー」(1984年〜1985年、1987年〜1989年、1991年)、12月には「クリスマスファンシー」(1983年〜1985年、1988年〜1991年)を販売しています。
両方とも年によってデザインに差異はあるものの、子どもの日スペシャルファンシーはコイや金太郎などを飾ったドーナツ、クリスマスファンシーはサンタクロースや山小屋などをクリスマスらしくデコレーションしたドーナツです。

クリスマスファンシー(画像出典:ミスタードーナツ公式サイト)

子どもの日スペシャルファンシー(画像出典:ミスタードーナツ公式サイト)
一方で、ホームメイドファンシーは1985年のみの販売でした。
1年だけ発売の「バレンタインファンシー」シリーズも
1992年にはクリスマスファンシーと子どもの日スペシャルファンシーは発売されなかったものの、「バレンタインファンシー」シリーズが突如登場。

バレンタインファンシー 仲よし子熊(画像出典:ミスタードーナツ公式サイト)
子熊のペアのチョコプレートとコーティングチョコが特徴な「バレンタインファンシー 仲よし子熊」、子どものチョコプレートとカラービーズが特徴な「バレンタインファンシー ハッピーキッズ」など、全4種がラインアップされていました。
ところが、1993年以降は“ファンシー”のようなかわいらしい商品は引き続き販売されましたが、一方で“ファンシー”と名付けられた商品の販売は途絶えました。
約40年経った今となっては幻のような商品
懐かしの“ファンシー”路線のなかでも、1985年にしか販売されなかったホームメイドファンシーは、約40年経った今となっては幻のような商品だと言えるでしょう。
なお、ミスドの公式サイトにある「misdo図鑑」では、過去に販売されていてたドーナツなどのメニュー、グッズ、パッケージを閲覧できます。
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