「BMI30ですけどそれが何か？」ラグビー代表選手が大人気！　銅メダル獲得でますます注目度急上昇「アメリカ人じゃないけど応援したくなる」

　パリオリンピック7人制ラグビー女子米代表のイロナ・マーハ選手の人気が急上昇中。着飾らないSNS投稿が話題となり、7月31日の3位決定戦でオーストラリアに勝利したアメリカの銅メダル獲得も相まって一躍時の人となっています。

東京五輪にも出場した27歳

　マーハ選手は表彰式後、Instagramストーリーズにメダルにキスしたりかじったりする喜びに満ちた表情に加え、本人の顔が大量にプリントされたシャツ姿で声援を送る客席の応援団の写真も投稿。最新投稿のコメント欄には「アメリカ人じゃないけど応援したくなる」と世界各国から応援コメントや祝福が寄せられています。

　マーハ選手は東京五輪にも同じ種目の代表として出場していて、大会を通じて注目された選手の1人でした。米国内でも注目度が高いとはいえない女子ラグビーだけに、オリンピックは貴重な露出機会と捉えて積極的にSNS発信を行い、フォロワーを順調に増やしています。

　今大会では開会式に合わせて投稿した「どんな体形だってオリンピアンになれる」というTikTok動画がヒット。身長の高低、体重や体形にかかわらず誰だって活躍できると訴え「あなた自身を選手たちに投影して」と呼びかけました。

　一方で大会前には「絶対にBMI30超えてるでしょ」というコメントに「私を中傷したつもりだろうけどその通り。正確には29.3だけどね」と自ら返答。BMIは身長と体重の数値から体形を分類するもので、「BMIに私の何が分かるのか。私の筋肉量は知らないでしょ」と述べています。

　それでも高校在学時の健康診断には「肥満」と書かれ恥ずかしい思いをしたと振り返ったマーハ選手。現在は堂々と「私の身長は178センチ。体重は90キロ」とはっきり述べ、「あいにく私はオリンピックに出る。で、あなたは出ていない」と動画を締めくくりました。

　投稿は「強い女性って最高」と絶賛され、またプロアマ問わずアスリートやダンサーというアカウントからは「私もBMIでは肥満に分類される」と共感を得ています。

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