化学メーカー花王のブランドマークといえば、擬人化された三日月。その変遷をまとめた公式の解説動画が興味深いです。

公式Instagramによると、月のマークが生まれたのは1890年で、デザインを手掛けたのはなんと創業者の長瀬富郎氏。初代の月は右向き(下弦の月)で、煙とともに「花王石鹸」の文字を吐き出していました。

その後何度かのマイナーチェンジを経て、1943年には月が左向きに(上弦の月)。これから満ちていく上弦の月のほうが、縁起が良いとの考えからだそうです。
三日月は戦後もブラッシュアップが続けられ、親しみのある形に。現在花王グループのロゴは「Kao」の英文字のみとなっていますが、三日月は「花王の志を表すシンボルであり続けている」とのことです。

画像は花王公式Instagramより引用
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