TBS番組、2020年発売のトヨタ車を「1993年式」と紹介でツッコミ殺到　カーネクストが謝罪「元号を間違って伝えてしまった」

　TBSのバラエティー番組で、2020年に発売されたトヨタ車「トヨタ カローラ クロス」が1993年式と紹介されたとして、SNS上でツッコミが相次いでいます。

クルマ買い取りサービス「カーネクスト」が謝罪（画像出典：カーネクスト 公式サイト）

番組放送中に「ツッコミどころしかない…」の声

　番組は9月7日の15時00分から放送された「話題の企業に突撃取材！我が社にタレント監督がやって来た★第10弾」。同番組は不定期で放送されており、今回はお笑いコンビ「アイデンティティ」の田島直弥さんと見浦彰彦さん、お笑いコンビ「東京ホテイソン」のたけるさんとショーゴさんらが企業のCM監督に挑戦しました。

画像出典：TBS 公式サイト

　番組内ではお笑いコンビ「納言」の安部紀克さんと薄幸さんがクルマ買い取りサービス「カーネクスト」のCMを制作。SNS上では番組放送中にトヨタ カローラ クロスが1993年式と紹介されたとの指摘が寄せられ、「4年前なんですが…」「これのどこが93年なのか」「ツッコミどころしかない…」といった声が上がっていました。

納言の公式X

カーネクスト「元号を間違って伝えてしまった」と謝罪

　カーネクストは同日、このような指摘を受けて公式X（Twitter）で「本日放送された『タレント監督』をご視聴いただき、誠にありがとうございます。番組内で紹介されたカーネクストの買取実績について、一部誤情報が含まれていたとのご指摘をいただきました」とコメント。

カーネクストの公式X

　「具体的には、買取実績として紹介されたカローラクロスの年式が正しくは2023年式（令和5年式）であるべきところ、1993年式（平成5年式）と誤ってと紹介されてしまいました。誤った情報によりご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪しています。

　カーネクストによると、同社担当者が番組担当者に車両情報を伝える際に、元号を間違って伝えてしまったことが要因とのこと。また、「収録時にこの誤情報に気づくべきでしたが、テレビなどのプロモーション活動ではPR担当者が出演することが多く、PR担当者の自動車に関する専門知識が不足していたためにこのような事態となりました」として、「この点についても深く反省しております」と述べました。

　同社は「今後、このようなことが再発しないよう、情報のダブルチェック体制の構築や、出演者の選定と教育の見直しを速やかに進めてまいります」とコメント。

　「改めて、この度の誤情報について深くお詫び申し上げるとともに、今後も正確で信頼性の高い情報を提供できるよう努めてまいります。駄文となりましたが、迅速にお詫び申し上げたく、このようにご報告させていただきました。どうぞよろしくお願い申し上げます」と述べています。