キャンプでサンマを上手に焼くコツがYouTubeに投稿されました。サンマを焼きながらごはんを炊いて味噌汁を作りその場で食べる様子は、記事執筆時点で2万2000回以上再生され、「秋の味覚、最高ですね〜」と話題です。
和食のプロが教えるキャンプ料理
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「出張料理人 ミツ」。同チャンネルでは、キャンプには欠かせない“キャンプ料理”を、14年間の板前経験で身につけた和食の技術や知恵でもっと楽しくおいしくするための情報を発信しています。今回は、今がまさに旬のサンマをキャンプで上手に焼くコツを紹介。

まずは包丁を入れ下準備
朝のコーヒーをのんびり楽しんだあと、朝食を作ります。用意したサンマは18。発泡スチロールに入って売られているサンマが1箱に何本入っているかを表す数字で、数が多いほど身が細く、数が少ないほど大きくて脂がのっているのだそうです。ちなみに、スーパーなどで見る「ちょっと細いな」と思うものが24とか22くらいとのこと。


まずはサンマの身の中央に包丁で1本の切れ込みを入れます。これだけで火が通りやすくなるのと、皮が割れない、食べやすい……といいことだらけ。内臓は取らずにそのままで、串を打ち、塩をふります。塩をふるときのコツは「強め(多め)にふる」こと。焼いているときに脂で塩が落ち、薄くなってしまうからです。


炭もいい感じになってきましたが、サンマは焼けるのがとても早いので、先に味噌汁を作ります。具は新潟県産のなめこ。秋の味覚づくしですね!
炭で焼くときのポイントは?
いよいよサンマを焼いていきます。炭で強火で焼ききってしまうのがおいしいポイント。もう1点は、「左頭から焼く」こと。ひっくり返して焼き上がったときに左頭で盛り付けると、脂がまわっていい皮張りの状態で食べられるのだそうです。
ひっくり返すタイミングや焼き上がりについては、サンマの場合は焼き目が「いい感じになったら」の判断で大丈夫とのこと。こげつくのを怖がらず、パリッとするまで“焼き切り”ましょう。


焼き目をつける重要性
最後に、焼き目をつける重要性について。魚はアルカリ性なので、酸化すると腐っていきます。そこで焼き目をつけることで、生臭さを消す効果があるそうです。焼き目もおいしく食べるコツの1つなのです。


「キャンプ飯の三つ星を狙って下さい」
おいしい焼き方のコツを教えてくれながら焼いたサンマに、炊きたて白ごはん、なめこの味噌汁という最高の朝食をアウトドアで食べる様子には、「焼き方からしてめっちゃ美味しそうやん 串の差し方、抜き方もカッコいい」「秋刀魚を返した時の脂がジュルジュル言ってるのヨダレ」「毎年恒例?の秋刀魚の塩焼き動画ですね」「ヨダレが止まりませんな。キャンプぁい!」「キャンプ飯の三つ星を狙って下さい」といったコメントが寄せられています。

YouTubeチャンネル「出張料理人 ミツ」ではこの他にも、プロが提案するキャンプめしや、仲間とキャンプを楽しむ様子、おすすめキャンプグッズなどを紹介しています。
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