リンゴの代わりにリッツクラッカーを使ってアップルパイを作る動画がYouTubeに投稿されました。想像以上にアップルパイな出来映えが反響を呼び、記事執筆時点で5万4000回以上再生され、約3000件のいいねを集めています。
鍋で煮込まれるリッツクラッカー
動画を投稿したのは、料理系YouTuber・インガさんのチャンネル「Inga Lam」。今回は、ネットでバズった“リンゴを使わないアップルクランブルパイ”のレシピを実際に作ってみます。
リンゴの代わりに詰め物として使うのはリッツクラッカー。インガさんはこの動画を撮りはじめる2時間前に、このレシピについての動画を見たばかりで、驚くと同時に興味をそそられたそうです。
詰め物は、鍋に水と砂糖とクリームターター(膨張剤)を入れ、沸騰したところでリッツクラッカーを投入して煮込んで作ります。リッツの半分ほどが完全に溶け、もう半分はクラッカーの形をギリギリ保っているくらいの状態になったら、火を止めて冷ましておきます。

冷めるまでの間に、表面にかけるクランブル(小麦粉やバター、砂糖を混ぜ合わせてそぼろ状にした生地)をリッツで作ります。砕いたリッツに溶かしバター、シナモン、黒砂糖を入れて練ると生地の完成です。
見た目も味もアップルパイすぎる
パイ生地は市販のものを使用。粗熱を取った詰め物を広げると、煮崩れ気味のアップルパイの詰め物のように見えます。ただし、匂いはクラッカーだそうです。

そのままだとリッツ風味が残っているので詰め物に味を付けていきます。シナモンパウダーをたっぷりふりかけ、クローブとナツメグを少々。さらに、レモンの皮、レモン汁を加えます。その上にクランブル生地を散らしたらオーブンで焼きます。
焼き上がりの香りは間違いなくアップルクランブルパイそのものだそうです。ただし、リッツのせいかバターの香りが強いとのこと。

カットしてみると、リッツだった部分が半透明になっていて煮こんだリンゴのようです。味はリッツがすべての味付けを吸収しており、「濃厚に味付けられた風味豊かなアップルソース」とのことでした。食べてみたいな……!

リンゴアレルギーの人「興味深い」
このレシピ自体は昔からあるもので、コメント欄には「私の祖母がこれを作ってくれましたが、本物のリンゴで作られていないとは誰も気づきませんでした。おいしいよ!」「私が子どもの頃、母はいつもこれを作ってくれました!」と懐かしさを覚えたという反応が多く寄せられています。
また、「リンゴと梨に対してアレルギーのある私にとって、これは本当に興味深い。なぜなら、もう一度このようなパイを食べたいと思うからだ」という声も上がっていました。
※画像は「Inga Lam」のYouTubeチャンネルより引用
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